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東京女子学園が「PISA型入試」と「英語入試」を新設!

「英語入試」では
筆記のないリスニングとスピーキングのみの選択も可に!

東京女子学園中学校〈東京都港区・女子校〉が、来春2016年入試から2月1日AMに「PISA型入試(公立一貫校対応)」と「英語(選択)入試」を新設することを、このほど公表しました。

「PISA型入試」と「英語入試」の新設!

2月1日(月)に、従来の「第1回A(2科・4科選択)入試」と並行して行われる「第1回P入試=PISA型入試(公立一貫校対応)」は、Ⅰ(作文)45分、Ⅱ(総合問題)45分で行われ、「第1回E入試=英語(選択)入試」は、国・算・英の3科目で、国語・算数計40分100点、英語40分100点で、英語は「リスニングと筆記」か「リスニングとスピーキング」のいずれかを選択する形で行われます。

募集定員は、「第1回P入試=PISA型入試(公立一貫校対応)」が20名、「第1回E入試=英語(選択)入試」が20名とされる予定です。

気になる「PISA型入試」と「英語入試」の内容は

「第1回P入試=PISA型入試(公立一貫校対応)」は、左上の案内に「OECDのPISA型学力を意識して作問されています。思考力、創造力、表現力を見る入学試験です」と謳われています。この入試では75%以上の得点者に「入学金と1年間の授業料援助」、85%以上の得点者に「入学金と3年間の授業料援助」という特待制度が適用されます。

「第1回E入試=英語(選択)入試」は、やはり左上の案内に「英語に興味のある人、英語で会話がしたい人、英語を勉強している人、英語で日常会話ができる人、また、本校でさらに英語力を伸ばしグローバルな考え方、行動力を身に着けたい人の入学試験です」と謳われています。

とくに英語入試の「リスニングと筆記」か「リスニングとスピーキング」のいずれかを選択して受験できる形は、さまざまな形で英語学習に親しんできた小学生が、自分の得意な形態で力を見てもらえるという意味で、幅広い英語既習者に歓迎されることになりそうです。

英検の取得者には優遇や特特性制度も適用!

なお、英語に関しては、英検(実用英語技能検定)の3級取得者は「入学金免除」、準2級取得者は「入学金と1年間の授業料免除」、2級取得者は「入学金と3年間の授業料免除」という特待生制度が適用され、さらに「取得者以外でも試験においてそれ相応の学力があると判断された場合は特待生として選抜致します」と付記されています。

上記の入試の新設は、「2020年大学入試改革」に対応できる力の育成をめざす同校の教育につながるものであり、なおかつグローバル社会で必要とされる「思考力・創造力・表現力」を、すでに朝のホームルームの時間を利用した全校生徒対象の思考力養成プログラム「朝読解」などをはじめ、そうしたアクティブラーニングを通じて「21世紀型スキル」を養成していく東京女子学園のこれからの教育に必要な「自ら考える力」を問うものです。

「地球思考のGlobal Thinking」

「地球思考のGlobal Thinking」を謳い、全教科でアクティブラーニングに取り組もうという歩みをスタートさせた東京女子学園中高は、今春2015年の大学入試でも、国公立大学6名、慶應大学3名、早稲田大学7名、上智大学7名、東京理科大学2名をはじめ、目覚しい成果をあげています。

そうした期待の「21世紀型教育」の実践校、東京女子学園の新しい入試に、親子で注目してみてはいかがでしょうか?