東京女子学園、高輪でクリスマスフェスティバル開催
東京女子学園の吹奏楽部、ソフトテニス部、軽音楽部、英語部が学校を飛び出してパフォーマンスを披露する、クリスマスフェスティバル。12月24日、高輪区民センターで開催です。また受験生イベントの「中学入試対策勉強会」は12月16日です。
世界の女の子に生きていく力を!
東京女子学園の英語部は、プランインターナショナルジャパンの “Because I am a girl”の活動に賛同し、「世界の女の子に生きていく力を!」をテーマに広報活動や募金活動など、自分に何ができるのかを考え、行動に移すことを考えています。
9月22日・23日の文化祭「梅花祭」でも、掲示や英語スピーチで、“Because I am a girl”に寄せたメッセージを発信。また10月7日には映画「ソニータ」(2015年。ドイツ・スイス・イラン合作)の上映会を行いました。この映画は、イランで難民生活を送るアフガニスタン出身の少女ソニータが、児童婚の伝統からソニータが逃れるために、ラップを歌い運命を切り開いた姿を描いたドキュメンタリーです。鑑賞料はすべて“Because I am a girl”のプロジェクトに寄付されました。
ただ、上映会は英語部の生徒たちにとって、心残りがあります。それは来場者が少なかったこと。再上映にも費用がかかるので、別の形で思いを伝え、もっと多くの人と問題を共有したいと、活動を続けています。
12月24日のクリスマスフェスティバルにも、「世界の女の子に生きていく力を!」というメッセージを届けるため、英語部も参加。イントネーション、アクセント、発音、そして姿勢や声の大きさ、表情・・・、あらゆることに心を砕きます。そして何より英文メッセージは、すべて部員たちの自作。心からの思いを客席に直球で届けたいと練習に励んでいます。ネイティブの先生に聞いてもらいながら感情の乗せ方を確認したり、満足いかない発音は何度も何度も食らい付いて発声練習したり、その姿は真剣そのもの。
フェスティバルの会場は、高輪区民センター区民ホール(入場無料)。参加するのは吹奏楽部、ソフトテニス部、軽音楽部、英語部です。ぜひ足をお運びいただき、生徒のパフォーマンスをご覧ください。
探究活動「地球志向プログラム」
東京女子学園では、すべての教育活動において、知識が実践智〈智慧=生き抜く力〉に昇華していくプロセスを明文化したうえで実践しています。新しい学力の観点の基準「地球思考コード」を持ち、より高次な段階に成長するよう、ルーブリック評価を用いています。
この考えをより強く反映したのが「地球思考プログラム」という探究活動です。国連サミットにおいて採択された“SDGs”17の目標から、世界とのつながりのなかに課題を“発見”(問いを立てる)、“探究”し、自分と世界とのつながりを身近なテーマに定めて探究します。単なる調べ学習に留まらず、新聞の活用やiPadの活用とも連動させ、前期は文化祭でグループ発表、年度末には小論文にまとめてポスターセッションで発表します。大切にされているのは、学びを行動に落とし込む社会的意義の確認、自分にできることは何かを意識すること。地球思考委員会の先生方は6名で、生徒一人ひとりが丁寧に指導してもらえるのもうれしい態勢です。
2019年入試日程等
「中学入試対策勉強会」で入試体験
12月16日には「中学入試対策勉強会」を開催。実際の受験の雰囲気を模擬体験できるだけでなく、作問担当の先生からの解説や入試の傾向と対策についての説明を聞くことができます。
午前の部は10:00~、午後の部は14:00~。
2科入試体験、4科入試体験(理科・社会は解説のみ)、英語入試体験、思考力・適性検査型入試体験からひとつ選んで参加してください。科目体験終了後の解説は、保護者と受験生とが一緒に聞くことができます。また体験と同時開催の学校説明会では、生徒によるプレゼンが盛りだくさんとのこと。学校説明会のみの参加も可能です。
予約はこちらから。