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来春から共学化の青山学院横浜英和は全回とも4科目入試に!

来春2018年4月から共学化する青山学院横浜英和は、入試を全回とも4科目に!

昨春2016年4月から正式に青山学院大学の系属校となり、新たな歴史をスタートさせた青山学院横浜英和(前校名は横浜英和女学院)中学校〈神奈川・横浜市。女子校〉。この青山学院大学との系属校提携が公表された2年半前から、女子の受験生の人気が急上昇して、中学入試の難易度も3年続きで上昇してきました。そして来春2018年4月からは共学化することが早くから公表されてきました。この共学化によって男子受験生...

入試を全回とも4科目化し、1クラス増の5クラス編成に!

昨春2016年4月から正式に青山学院大学の系属校となり、新たな歴史をスタートさせた青山学院横浜英和(前校名は横浜英和女学院)中学校〈神奈川・横浜市。女子校〉。この青山学院大学との系属校提携が公表された2年半前から、女子の受験生の人気が急上昇して、中学入試の難易度も3年続きで上昇してきました。

そして来春2018年4月からは共学化することが早くから公表されてきました。この共学化によって男子受験生を迎えるにあたり、青山学院横浜英和では来春2018年入試から、①「入試を全回とも4科目に」、②「2018年度の新入生から1クラス増の5クラス編成に」、③「男子の制服は2017年春に発表。女子も若干の変更をする予定」という一連の改革を行うことを、同校のWebサイトで公表しています。

もともと高校での募集をしない完全中高一貫校でしたが、さらに男子受験生にも門戸を開いたことで、この2~3年で急上昇してきた女子の難易度はさらに上昇し、男子の入試も高いレベルになることが予想されます。

制服も変更(男子の制服は今春公表)し、給食は継続

同校Webサイトに「make a new history~青学英和で未来を創る~」と題された「青山学院大学との系属校提携について」という特設コーナーでは、上記の改革のほか、「給食:給食は継続していきます。ただし男子と女子の違いがありますので、量や補食などについて検討しています。/兄弟校:男子が短期留学、ホームステイできる学校との提携を進めています。/クラブ活動:現存するクラブに男子を受け入れる方向で進めています。ただし場所の関係上、体操部、ソフトテニス部には男子の受け入れができません」などの方向性が紹介されています。

さらに上記のコーナーには、「青山学院大学について」という部分で、「青山学院は、明治初頭、アメリカのメソジスト監督教会から派遣された3名の宣教師によって創設された3つの学校を源流としています。1927年、女子系と男子系の学校を統合し、現在の青山学院の土台が築かれました。そして、戦後1949年、学制改革により新制大学として開校したのが「青山学院大学」です。学部・学科・大学院の新設、改組などにより拡充を進め、現在、青山キャンパス・相模原キャンパスに、合わせて10学部・24学科・12研究科を擁しています」と、もともと同じキリスト教(プロテスタント)系であった同大学について説明しています。

同校の「共学化」と中学入試の「4科目化」は、神奈川とくに横浜~湘南エリアの人気動向に少なからず影響を与えることになりそうです。

男子・女子とも、今後の小6「統一合判模試」での志望動向には注目しておく必要があるでしょう。