2月3日、海城中学の第2回入学試験レポート
東京・神奈川の入試スタートから3日目を迎えた2月3日、海城中学校(以下、海城と略称)の第2回入学試験が行われました。
海城2日目の入学試験は倍率8.4倍
東京・神奈川の入試スタートから3日目を迎えた2月3日、海城中学校(以下、海城と略称)の第2回入学試験が行われました。
例年、海城の入学試験は2月1日と2月3日の2回実施されています。今年の出願者数は第1回入試(2/1)が508名、第2回入試(2/3)が1,218名となりました。両日ともに昨年度の出願者数(第1回が463名、第2回が1,094名)を上回り、特に2日目の今日は倍率8.4の厳しい入試となりました。
7時20分に来場者はピークに
海城入試の受験生の集合時間は8時00分と早いため、最初の受験生が登校してきたのは6時45分でした。
7時を回った頃から登校してくる受験生は増え始め、7時20分ごろには登校のピークを迎えました。海城の正門へと続く緩やかな坂道では、受験生親子の列が途切れることなく続いていました。
正門に到着すると、交通整理をしている海城の先生と激励に駆けつけた進学塾の先生、そして「海城のシンボル」ともいえる大きなクスノキが受験生を出迎えます。
今日もまるで受験生を励まし応援しているかのように、海城のクスノキは正門横で優しく佇んでいました。
いよいよ試験開始!最後まで頑張れ!
正門を抜けると、早朝からスタンバイしていた進学塾の先生たちが教え子を励まそうと花道を作って待っていました。
先生たちとがっちり握手をしながら言葉を交わします。「リラックス!リラックス!」「最後まで頑張るんだよ!」試験に向けて、気を引き締める様子が伺えました。
激励の花道を抜けて校舎に入るまでは、保護者は子供と付き添うことができます。しかしここから先は、受験生本人が一人で立ち向かわなければならない試験会場になります。
教室へ向かうエレベーター前では、「じゃぁ、行ってくるね」とエレベーターに乗り込む我が子に、見えなくなるまで手を振り続ける保護者の姿がたくさん見られました。
エレベーターが閉まって我が子の姿が見えなくなると、保護者はいったん帰路につくか、保護者控え室となっているカフェテラスや講堂へと向かいます。
海城の試験時間は国語と算数が各50分、社会と理科が各45分、試験終了時間は12時45分となっています。
海城中学の受験生たちは、両親や進学塾の先生をはじめ、たくさんの人達に支えられてここまで来たことでしょう。
これまでの努力を信じて、納得のいく中学受験として最後まで頑張ってください!