2月3日、海城中の第2回入試に1,133名の男子受験生集う!
支えてくれた人たちに見送られながら受験会場へ!
東京・神奈川の入試スタートから3日目を迎えた本日2月3日、海城中学校の第2回入学試験が行われました。
第2回入試の倍率は7.8倍!
例年、海城の入学試験は2月1日、2月3日の2回行われています。今年の出願者数は第1回入試(2/1)が470名、第2回入試(2/3)が1,133名となりました。昨年度の出願者数(第1回が513名、第2回が1,230名)には届かなかったものの、私立男子校としての人気は依然として高く、第2回目の倍率は7.8倍と厳しい入試になりました。
少し早めの集合時間
海城の入学試験の集合時間は8時と少し早め。そのため最寄り駅のJR山手線「新大久保駅」からの通学路には、すでに7時前から受験生親子の姿が見られました。それを見越してか、激励に駆けつけた進学塾の先生やスタッフは朝6時台から正門付近でスタンバイしており、教え子の到着を今か今かと待っていました。
道のりはスムーズに
7時10分を過ぎた頃から徐々に人影が増え始め、7時30分過ぎには登校のピークを迎えました。海城の先生方による丁寧な交通整理も行われていたため、人の流れはとてもスムーズでした。今朝の気温は6℃と厳しい冷え込みでしたが、子供達は緊張感を持ちながらもリラックスした様子で、海城までの道のりを父親・母親と談笑しながら歩いていきます。
海城のシンボル
正門に到着すると、まずは「海城のシンボル」である大きなクスノキが受験生親子を出迎えます。この大きな「海城のクスノキ」は、1927年に海城が現在の大久保の地に移転してきてから植えられたと言われており、80年以上もの間、ずっと海城の生徒たちの成長を見守り続けてきました。今日もまるで受験生を励まし応援しているかのように、海城のクスノキは正門横で優しく佇んでいました。
そして正門の傍らには、学生服姿の在校生たちが誘導にあたります。在校生の「おはようございます!」の挨拶に、「おはようございます!」と元気よく応える受験生たち。
進学塾先生方の激励!
正門を抜けると、今度は激励に駆けつけた進学塾の先生・スタッフが受験生たちを出迎えます。その姿を見るやいなや、先生の側へと駆け出す受験生たち。少し気恥ずかしそうにしながらも、先生とがっちり握手をしながら言葉を交わします。「落ち着いて、頑張ってね!」「最後まで諦めないでね!」試験本番に向けて、気を引き締める様子が伺えます。
受験前の最終確認
先生達の激励の花道を抜けてから校舎に入るまでは、受験生と保護者は一緒にいることができます。しかしここから先は、受験生本人が一人で向かわないといけない試験会場になります。校舎前の広場で、受験票や筆記用具などの荷物の確認をしたり、親子で一緒に深呼吸をして緊張をほぐしたり……。教室へ向かうためのエレベーター前では、「じゃぁ、行ってくるね」と頼もしい姿で歩き出す受験生に、手を振って送り出す保護者の姿が見られました。
わが子を送り出して一息
エレベーターが閉まってわが子の姿が見えなくなると、保護者はいったん帰路につくか、保護者控え室となっている体育館へと向かっていきます。無事にわが子を試験場に送り届け、まずはホッと一息をついて、静かに試験が始まるのを待つ様子です。海城の試験時間は国語・算数が各50分、社会・理科が各45分となっており、終了はお昼の12時30分を予定しています。
納得のいく中学受験を!
海城中学の受験生たちは、両親や進学塾の先生をはじめ、たくさんの人達に支えられてここまで来たことでしょう。これまでの努力を思い出し、納得のいく中学受験として乗り切ってください。
がんばれ、中学受験生!