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私学の魂『サレジオ学院』11月・小6統一合判・解答解説掲載

創立者ヨハネ・ボスコの精神を受け継ぐ
小規模教育のカトリック系男子進学校

1960年に創立されたサレジオ学院中学・高等学校。18世紀なかば、イタリアでドン・ボスコの名で親しまれた神父・聖ヨハネ・ボスコ。彼の起こした教育修道会が、学院の設立母体である「サレジオ会」です。現在では、完全中高一貫教育の恵まれた教育環境を整え、大学進学の成果も躍進したサレジオ。今回は、ご自身も同校の卒業生である校長の鳥越先生と、進路指導部長の中井先生にお話を伺いました。

記事の見出し
・常に子どもたちとともに居る「アシステンツァ」の教育姿勢
・高いスキルを他者のために役立て「声なき声を聞ける」人間に!
・「信」・「愛」・「理」に気づくための「体験」と「対話」の場づくりを重視
・東大9、京大3、東工大10、一橋大5名など難関国公立大学への高い現役合格率
・卒業した生徒と保護者の感想が重なるサレジオ学院の穏やかさと居心地の良さ

「本校の設立母体であるサレジオ会の創立者、聖ヨハネ・ボスコが『ドン・ボスコ』と呼ばれたのは、親を亡くして身寄りのない、あるいは貧しい暮らしをしてきた多くの少年の父親代わりになったからです。そのドン・ボスコの“常に子どもたちとともに居る”という『アシステンツァ』の精神を受け継いで運営されているのが、世界中のサレジオ会の学校なのです。」と鳥越先生。サレジオ学院は創立から現在までに2度の校地移転を経験しました。その間に、生徒数は1学年180名程度まで増加し、教育環境も大きく変化してきました。しかし、温かで家庭的な教育は現在も受け継がれています。そうした温かで家族的な雰囲気を現在も受け継ぐ一方で、サレジオ学院はこの30数年の間に、男子の保護者の多くが期待を寄せる大学進学面での成果を着実に高め、いまでは東京大学をはじめ、国内の難関といわれる国公私立大学に多くの生徒が進学する、有名進学校に変貌しました。
「中高の6年間が、ただ大学に合格する学力を身に着けるだけの場であってはならないと考えています。また、この先の大学入試改革にあたっても、文部科学省はスキル系のことを主に強調していますが、本当に大切なのは、そのスキルを使って“どういう生き方をするのか”だと思います。そのスキルを育てることと、人としての生き方を考える力を育てることが、相反することなく両立できるのかどうか。その点を、いますべての学校、とくに私立学校が問われていると感じています。」と鳥越先生。

記事ではさらに、サレジオ学院の教育、取り組みについて、詳しく掲載しています。
記事の続き、詳しい内容はPDFファイルをご参照ください。