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女子聖学院が「日本語表現力入試」と「英語表現力入試」を新設!

動き出した2017年入試。女子聖学院が「日本語表現力入試」と「英語表現力入試」を新設!

女子聖学院中学校〈東京都北区。女子校〉は、来春2017年入試から新たに「日本語表現力入試」、「英語表現力入試」を導入することを公表しました。

2017年、女子聖学院が新たな入試の導入

創立110周年!女子聖学院の「建学の精神」と3つの柱

建学の精神「神を仰ぎ 人に仕う(Love God and Serve His People)」のもと、東京でも都内北部には数少ないミッションスクールとして、女子教育の伝統を築いてきた女子聖学院は、昨年に創立110周年を迎えました。

それに先立って同校では、2014年度から「これからの国際社会に貢献できる女性に」を教育目標に、以下の3つを柱とする新しい教育の実践をスタートしたと、同校Webサイトの「建学の精神」のページで紹介されています。

1つ目は、女子聖学院の基盤であるキリスト教を具現化する「共に生きる」教育です。2つ目は、「ボーダレスの時代に生きる教育」です。3つ目は、「自分の 言葉で発信する」教育です。同校はそうした発信とともに、さらなる教育内容の充実を図り、新たな入試改革に踏み切ってきました。

社会で求められる力の変化。意欲にあふれた生徒を

そうした改革や実践例のひとつが、女子聖学院の「新たな英語教育の形」であり、昨年(2015年)9月に開設されて間もない「JSGラーニングセンター(チューター常駐の放課後自習室)」であり、今春2016年から新設された「英語入試」です。

そして同校がいま、受験生と保護者に向けて発信している、もうひとつのメッセージは「Be a Messenger~託されたものを伝える人に」

この考え方のもとで、女子聖学院は、同校の国際理解教育・英語教育において、「積極的に学び、自ら表現する」意欲にあふれた生徒を求めています。

この先のグローバル社会で求められる力が変わり、やがて(2020年から)大学入試のあり方が変わり、日本の教育が大きく変わろうとしている現在、
女子聖学院の中高6年間で身につけられる英語力、表現力、平和を願う心と力が、いまの小学生と保護者にとって大きな意味を持つことに注目したいと思います。

新たな「二つの入試」。導入意図とそのメッセージに注目しよう

そして今回公表された、来春2017年入試からの「日本語表現力入試」と「英語表現力入試」の導入は、そうした教育姿勢をもつ同校から、小学生と保護者に向けたメッセージのひとつです。

その案内のなかでは、「自分の思考を自分のことばで表し、他者の理解を深めるツールとして活き活きと学びたい人たち」に向けて、「日本語表現力入試」が紹介され、女子聖学院の英語教育に積極的に参加したい人たち」に向けて、新たな「英語表現力入試」が紹介されています。

来春2017年入試で女子聖学院が導入する、新たな「二つの入試」に、多くの小学生と保護者に注目していただきたいと思います。