女子聖学院が「日本語表現力入試」と「英語表現力入試」を新設!
女子聖学院中学校〈東京都北区。女子校〉は、来春2017年入試から新たに「日本語表現力入試」、「英語表現力入試」を導入することを公表しました。
2017年、女子聖学院が新たな入試の導入
女子聖学院中学校〈東京都北区。女子校〉は、来春2017年入試から新たに、2月2日と4日に「日本語表現力入試」を、2月2日に「英語表現力入試」を導入することを、6月9日に同校のWebサイトで公表しました。
創立110周年!女子聖学院の「建学の精神」と3つの柱
建学の精神「神を仰ぎ 人に仕う(Love God and Serve His People)」のもと、東京でも都内北部には数少ないミッションスクールとして、女子教育の伝統を築いてきた女子聖学院は、昨年に創立110周年を迎えました。
それに先立って同校では、2014年度から「これからの国際社会に貢献できる女性に」を教育目標に、以下の3つを柱とする新しい教育の実践をスタートしたと、同校Webサイトの「建学の精神」のページで紹介されています。
1つ目は、女子聖学院の基盤であるキリスト教を具現化する「共に生きる」教育です。2つ目は、「ボーダレスの時代に生きる教育」です。3つ目は、「自分の 言葉で発信する」教育です。同校はそうした発信とともに、さらなる教育内容の充実を図り、新たな入試改革に踏み切ってきました。
社会で求められる力の変化。意欲にあふれた生徒を
そうした改革や実践例のひとつが、女子聖学院の「新たな英語教育の形」であり、昨年(2015年)9月に開設されて間もない「JSGラーニングセンター(チューター常駐の放課後自習室)」であり、今春2016年から新設された「英語入試」です。
そして同校がいま、受験生と保護者に向けて発信している、もうひとつのメッセージは「Be a Messenger~託されたものを伝える人に」。
新たな「二つの入試」。導入意図とそのメッセージに注目しよう
そして今回公表された、来春2017年入試からの「日本語表現力入試」と「英語表現力入試」の導入は、そうした教育姿勢をもつ同校から、小学生と保護者に向けたメッセージのひとつです。
その案内のなかでは、「自分の思考を自分のことばで表し、他者の理解を深めるツールとして活き活きと学びたい人たち」に向けて、「日本語表現力入試」が紹介され、女子聖学院の英語教育に積極的に参加したい人たち」に向けて、新たな「英語表現力入試」が紹介されています。
来春2017年入試で女子聖学院が導入する、新たな「二つの入試」に、多くの小学生と保護者に注目していただきたいと思います。