教科センター方式で注目が集まる青山学院中等部の新校舎
教科センター方式を採用し、注目を集めている。
4月23日(土)に青山学院中等部で塾・教育関係者を対象とした学校説明会が行われました。教科センター方式を採用し注目を集める、2017年2月に完成予定の新校舎についての説明もありました。
本校舎は地下1階、地上6階の「ロの字型」で、床面積は約21,000㎡と現在の12,400㎡と比べて利用できるスペースが大幅に広がります。チャペルと図書館は2018年11月に完成を予定しているそうです。
教科センター方式による教育環境の変化
教科センター方式とは、教室、メディアスペース、準備室を「教科センター」として構成する方式で、各教科ごとにゾーン(例えば、○階は英語ゾーンなど)が設けられ、生徒が授業に合わせて専用教室に向かいます。従来の「待つ」姿勢から「向かう」姿勢の授業へと転換をはかり、自主的に学ぶ姿勢を育成します。メディアスペースには、展示物や書籍、その教科に関する作品や資料などが並び、さながら「ミニ博物館」といった空間が生徒の興味や好奇心を刺激します。新校舎の完成に向けて新しい取り組みも行っており、全教室に設備されたwi-fi環境やタブレットを使った授業などICT教育を行う上でも理想的な環境が整っているといえそうです。もちろん、「クラスの絆」も大切にしており、各クラスに「ホームベース」を設け、朝の連絡事項などはホームベースに隣接する専用教室で行います。
現6年生は入学後すぐに新校舎を利用できるということなので、興味のある方はぜひ同校の学校説明会に足を運ばれてはいかがでしょうか。また、2017年度入試の情報も公開され、2016年度入試と同じく2月2日に4教科での実施を予定しているということです。先日公開された当社の度数分布表(昨年比、男子:△60名・女子:△63名)を見ても分かるように、同校の人気はさらに高まることが予想されます。
教科センター型という空間で6年間学ぶことで、はたして生徒はどのような力を身につけどのように成長するのか、これからの同校の教育に大いに注目したいと思います。