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かえつ有明、2020年度中学入学生より中高一貫6年間共学化へ移行

かえつ有明が、中高一貫6年間の共学化へ移行することを発表しました。

現在、かえつ有明では中学3年間、授業とホームルームのみ男女別学編成、それ以外は男女共学の環境ですが、2020年度中学入学生より中高一貫6年間男女共学とすることを発表しました。

2020年度中学入学生より中高一貫6年間男女共学

2013年以来同校では、中学3年の間は、授業は男女別学のクラス編成、ただしカリキュラム、時間数、教材、定期試験の範囲などは男女共通、行事やクラブも男女一緒に活動。校舎及びフロアは男女別ではない。つまり学習以外の学校生活が男女共学環境にある中で、授業のクラスだけが男女別という、珍しい形の別学教育を行ってきました。

この度の発表は、その態勢を見なおし、2020年度中学入学生(新6年生入学年)より中高一貫6年間、男女共学へ移行する、というものです。

学校発表には、「2020年度大学入試改革、ならびに2021年度からの中学校学習指導要領改訂全面実施、さらに2022年度から年次進行での高等学校学習指導要領改訂という、新たな転換期を迎えています。本校ではこの大きな転換期を見据え、より多様性に富んだ学習環境の中で一人ひとりの個性を磨き上げるため、2020年度中学入学生より中高一貫6年間、男女共学へ舵を切ってまいります」とあります。

全文はコチラ

思考力のトレーニング「サイエンス科」

かえつ有明には、教科横断で実施される、リベラルアーツ型文理融合カリキュラム「サイエンス科」「プロジェクト科」があります。中学期は論理的思考力の基礎構築期と位置付け、「答え」ではなく「答えを導き出すためのプロセス」を磨くことをポイントに“サイエンス”の授業が行われています。

その評価は、かえつ有明が独自に生み出した評価方法『知のコード』によるものです。先端を行く教育実践に取り組んできた同校。新6年生の入学年度から、入学時より授業も学校生活もすべて共学という体制にむけて、今後の情報発信に注目したいところです。

かえつ有明で帰国生向けの哲学授業を担当した、フィロソフィプログラム・コーディネーター、Alexander Dutson先生は、『Thinking Experiments』(James Hill先生共著)という本を著しています。本に関心のある方はコチラから。