私学の魂『関東学院』9月・小5統一合判・解答解説掲載
英語力が身につくメソッドがここにある
「人になれ 奉仕せよ」を校訓に、キリスト教の精神に基づいた教育を実践している関東学院。丁寧で面倒見がよい同校では、上位層だけでなく中間層もGMARCH以上に合格。2020年大学入試改革に向けて見直しを図った英語教育は非常に実践的で、今後の伸長を期待させてくれます。今回は英語科主任の宮前先生と、中学1年生の英語を担当している尾作先生に、関東学院の英語教育についてお話を伺いました。
記事の見出し
・授業で重視しているのは『クイックレスポンス』
・東大レベルの問題が解けても英語をしゃべれない。「なぜ?」と思ったのが英語改革の出発点
・読解力とリスニング力に強み。模試の偏差値も年々上がっている。
「英語をはじめたばかりの生徒にアルファベットでの表記を求めると、書くことに精一杯になってしまいます。まずは音をしっかり確認してほしい、そのためにカタカナで書かせています。『間違いを恐れない』『発音を恐れない』ということも大切にしていることの一つです。発音は必ずしもきれいである必要はありません。伝えたいという気持ちがあれば伝わるので、「まわりを気にせずに、どんどんしゃべろう」と話しています。ただし「(反応は)速くなければいけない」と言っています。」と尾作先生は語ります。
関東学院の英語教育では、さらに、生徒の"知りたい・使いたい"と思う気持ち(動機)も大切にしています。例えば、英語でメールを書こうとなったとき、生徒は(表現するために)使える動詞を知りたいと感じます。このように生徒が知りたい・使いたいというときに、多くの単語をインプットさせるのです。そして表現するなかで、単語の持つ細かいニュアンスの違い、例えば同じ「見る」という意味を持つ、watch, look at, seeといった単語の使い分け等を実践的に身につけていきます。こうした取り組みにより、生徒たちは入試問題が解けるだけはなく、英語で自分を表現できるように育っていくのです。
「最終目標は、センター試験(筆記問題)の英文を話せる、聞ける、使いこなせるレベルです。センター試験の問題は、英語がナチュラルで、実生活で使う表現が たくさん入っています。この文章をペーパー上だけで なく日常的に使えれば十分な英語力といえるので、6 年後にそれができる生徒がどのくらい育つのかを楽し みに授業に取り組んでいます。」と尾作先生。
記事ではさらに、関東学院の英語教育とその成果について、尾作先生、宮前先生に詳しくお話を伺い掲載しています。
記事の続き、詳しい内容はPDFファイルをご参照ください。