鎌倉学園が来春2018年から2月1日入試（一次）を実施！

鎌倉学園中学校〈神奈川･鎌倉市。男子校〉が来春2018年入試では、これまで2月2日に行ってきた一次入試を2月1日に実施（募集定員60名。4科目）することを、塾、出版社、受験関係各社あてのお知らせの文面で本日公表しました。

これにともない、今春まで2月5日に実施してきた三次入試（定員20名。4科目）を廃止し、①一次入試／2/1AM。定員60名。4科目、②算数選抜／2/1PM。定員20名。算数1科目、③二次入試／2/2AM。定員50名。4科目、④三次入試／2/4AM。定員40名。4科目、という計4回入試で、全体に前倒しされる日程となります。

同校のWebサイトにはすでに本日、来春2018（平成30）年の中学入試日程のPDFが掲載されていますが、ここでもご参考までに今春2017年の中学入試要項と、来春2018年の中学入試要項（予定）をご紹介します。カラーの表が来春2018年の中学入試要項です。

同校校長の竹内博之先生からのお知らせの文面には、「鎌倉学園もいろいろ大きな改革を実施して、神奈川私学の雄に名乗りを上げたいと考えております。つきましては、3年前に導入した算数選抜入試に加え、従来の3次入試（2月5日）を、あえて難関校ひしめく2月1日に移動し、鎌学が変わっていくことをアピールしたいと考えました」と記されています。

一方では、学内での教育改革も進められている様子で、あえてこの時期に首都圏の中学入試のメインステージともいえる2月1日入試に新規参入するというアクションに、同校の教育改革･入試改革にかける期待と覚悟を見て取ることができます。

3年後に迫った「2020年大学入試改革」を契機に、日本の教育が大きく変化しようとしているこの時期に、新たな教育改革･入試改革に踏み出した鎌倉学園。神奈川でも新たな入試を打ち出す私立中学校が増加するなか、期待の男子進学校としての同校の進化･発展が楽しみです。