12月3日の朝日小学生新聞に英語入試が紹介されました!
本日12月3日(木)の朝日小学生新聞の1面に「〈首都圏〉私立中で英語入試が増えてます」というタイトルで、最近の中学入試で増えてきた「英語入試」のことが紹介されました。
『習い事も大事にしたい』
今回の記事では「『習い事も大事にしたい』という保護者の価値観の変化に対応」という中見出しで、この2~3年で急速に増加してきた私立中学入試における「英語(選択)入試」について、その増加状況や背景が紹介されています。
紙面には東京女子学園中(東京都港区・女子校)の「英語入試体験」で使われたスピーキングの資料も掲載され、こうした英語入試で小学生の受け入れを始める同校校長補佐の辰巳順子先生のコメントも紹介されています。
受験に自分の"得意なこと"を生かそう!
今春2015年入試では首都圏で32校だった「英語(選択)入試」実施校が、来春2016年には56校(11月末時点・首都圏模試センター調べ)に増えることから、帰国生だけではなく、国内で英語を学んできた小学生に向けて、私立中学入試の受け入れの間口がさらに広がることになります。
私立中高一貫校には、さまざまな校風やカラーの学校があるように、入試の形態やコンセプトも多様になり、中学受験をめざす小学生は、多様な受験準備のスタイルで、自分の得意なことを生かして受験できるようになっています。
こうした動きが、子どもたちの個性を生かし、なおかつ21世紀のこの先の社会で求められるチカラを大きく伸ばしてくれる後押しになると、小学生にとっても保護者にとっても嬉しいのではないかと思います
新たな入試形態!注目されてきている入試スタイルは
なお今回の記事中には、この2~3年目立って人気を高めている聖学院中(東京都北区・男子校)がこれまで実施してきた「思考力テスト」と、来春2016年入試から新たに導入する「思考力ものづくり入試」のことも紹介されています。
このほか、スポーツや英会話、音楽や芸術などの習い事に打ち込んできた小学生の意欲と潜在能力を評価して受け入れ、多様な個性を持つ生徒による新たな教育空間を、互いの「学び合い」によって創造することを目的に、中村中(東京都江東区・女子校)が来春2016年入試から新設する「ポテンシャル入試」なども注目されています。
まだ間に合う!ユニークな入試に注目!
小学生と保護者の皆さんには、そういう個性的な入試形態で、わが子の個性を伸ばせそうな私立中学の入試に今後ぜひ注目していただきたいと思います。早い時期からは中学受験勉強に取り組んでこなかった小6生の皆さんも、まだ十分に間に合うユニークな入試が見つかることと思います。