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市川の1回入試には、2674名の受験生が臨んだ‼

雪の舞うなか始まった千葉県入試!
市川の1回入試には、2674名の受験生が臨んだ‼

千葉県の入試初日であり、東京と神奈川の出願開始日の1月20日、毎年この日に実施され、恒例ともいえる市川中学校の第1回入試が幕張メッセ国際展示場ホールにて行われました。

雪に慌てることもなく

二十四節気の大寒でもあるこの日、試験会場の幕張では、当初天気で予報されていたよりもずいぶん早くの午前7時前からちらちらと雪が舞い出しました。

しかし、受験生たちはこれしきで慌てたり焦る様子は見られません。持ち物をきちんと家族や自分自身で用意したのでしょうか。
各々落ち着いた様子で折りたたみ傘を取り出し、最寄りの海浜幕張駅から幕張メッセまでの10分ほどの道のりを力強く歩き出していました。

第1志望者の増加

総受験者数は2674人で、前年度の2771人と比べると微減していますが、市川の先生方によるといわゆる試し受験者が減り、第1志望者が増えているそうです。

16年度入試から始まった、理科と社会の代わりに英語で受験できる「英語選択入試」は、前年の受験者数14人から今年度は20人と増えました。「英語選択入試」の受験者のうち、ほとんどは海外での生活経験がありますが、うち数人の国内生も果敢に挑戦しました。

帰国生入試の受験者数も増えているとのことで、ユネスコスクール加盟校であり、スーパーサイエンスハイスクールでもある市川の教育力の高さに再び注目が集まっている証しでしょう。

塾先生方の熱い応援!

受験生の集合時間は午前8時で、開場時間は7時。ピークタイムは7時10分くらいでしたが、ちょうどこのころには雪はやみ、足下が悪くなることはありませんでした。

幕張メッセへ到着するとまず目に入ってくるのは、会場までの階段の下を左右いっぱいに埋め尽くす、塾の先生方の熱い応援です。
お世話になった先生の笑顔を見つけたのか、ほっとした表情で駆け寄る受験生やちょっと照れくさそうに握手に応じる受験生など様々。

在校生による出迎え!

さらに会場への階段を上るとお手伝い係の在校生の「おはようございます!」という元気な挨拶が、受験生親子を出迎えてくれます。
聞くと彼らは全員中3生の有志。ボランティアを申し出た理由を尋ねると、「自分が受験生だった時の先輩がカッコよかったから」、「自分のときはどんな感じだったかな、と思って」、「受験生の役に立てたら」など、それぞれ自分のことばでの気持ちを率直に教えてくれました。

なお、この入試スタッフの活動ですが、希望者が例年大勢いるため、クラスで10人ずつほどを抽選で選出しているのだそう。およそ80人の生徒が、受験生や保護者のサポート、試験監督の補助などいろいろな場面で活躍していました。
この日の受験生も3年後には、こうした勇姿を見せてくれるのでしょう。

展示場ホールには保護者がびっしり!

受験会場である展示場ホールの開場は先にも触れたように7時ですが、保護者控え室になっているイベントホールは、6時から開場しているので保護者と一緒に温まってから、落ち着いて試験会場へ向かったという受験生もいました。
圧巻のスケールを誇る入試会場も朝5時くらいから暖房が入れられ、中にはTシャツ姿の受験生がいるほど快適な環境に整えられています。

これまでずっと勉強を頑張ってきた受験生たちが、気持ち良く入試に向かい、自分の力を発揮できるように教職員や生徒たちが一丸となって受験生を支えている同校の様子が見えました。

別れ際はさまざま

入試会場のホールの前で、受験生と保護者は一旦お別れです。
「胸を張って!」、「がんばってね!」、「大丈夫!」、「笑顔でいこう!」、「行ってらっしゃい!」
緊張した面持ちの受験生に声をかける両親の激励のことばや、堅く握手したり、肩を叩いたり、ぎゅっと抱き寄せたり、親子の愛情表現は家庭によりそれぞれです。
また大規模入試ということもあるのか、中には保護者の付き添いもないなか、一人で躊躇なく会場へ向かう頼もしい背中の受験生も。同じ塾の友達と会って共に励まし合う姿なども見られました。

圧巻の光景

展示場1・2の2つのホールを埋め尽くす受験生たち。圧巻の光景です。
8時27分、問題用紙・回答用紙が配布され始めると、そrまでほんの少しざわついていた会場の空気が一変。
8時30分、「試験開始5分前」というアナウンスと共に諸注意が放送され、受験生たちが回答用紙に氏名を記入すると、受験生たちから発せられる空気はさらに引き締まったように感じられます。

あなたの頑張りをみんなが応援しています。
自分自身の未来をその手につかみ取る、その一歩はここから始まるでしょう。
頑張れ中学受験生!