海陽学園が⼊試Ⅱ∕⼊試Ⅲの出題形式を⼀新!
海陽中等教育学校〈愛知県蒲郡市。男子校〉が、来春2021年の⼊試Ⅱ(1/9)・⼊試Ⅲ(2/7)において、音声を聴いたり映像を視て問いに答える形式の視聴型総合問題を含む新しい評価軸の新タイプ入試を実施することを公表しました。
来春の⼊試Ⅱ∕⼊試Ⅲ入試を新タイプの入試に一新!
海陽中等教育学校〈愛知県蒲郡市。男子校〉は、来春の⼊試Ⅱ∕⼊試Ⅲ入試を一新し、新たな評価軸の視聴型総合問題と算数により入試を行うことを公表しました。
海陽中等教育学校は、80社を超える企業の賛同を得て設立された私立中高一貫校として、海外の伝統的なボーディング・スクールをモデルに、全寮制の男子校という形で2006(平成18)年に開校しました。設立当初から全国各地で注目を集め、意欲的な男子受験生が集ってきました。
全寮制のもとで、基礎学力と人間力をバランスよく鍛える『全人教育』を標榜する男子校です。イギリスのイートン校をモデルにしており、寮の事をハウス、寮監のことをハウスマスターと呼ぶなど、共通している事項が多数存在します。
その海陽中等教育学校が、従来の国語・算数・理科・社会の教科型以外の入試を実施することによって、全国の幅広い受験生に門戸を開くことになりました。
この新形式の入試の導入の趣旨について、→海陽学園のホームページでは下記の通り説明されています。
「⼀⽣懸命話を聴き、⾃分の考えを伝えようとする⼈」は、コミュニケーション能⼒の「芽」を持っています。そのような⼈を海陽学園は求めています。海陽学園では「論理的思考⼒」及び「他⼈の話に⽿を傾け、その話を理解でき、さらに⾃分の考えを正確に述べることが出来る」⽣徒を育てていきます。
そこで新形式の入試では、◇論理的思考⼒を問う従来型の出題を行う算数(60 分・100 点)と、◇音声を聴いたり、映像を視て問いに答える形式の視聴型総合問題(60 分・200 点)を行い、視聴型総合問題では、⽇本語の⽂章を読み上げた⾳声を聴き、聴き取ったことについて問題に答えます。アナウンスされた内容を理解した上で、⾃分の意⾒を表現できる⼒を確かめる「国語分野」と、さまざまな現象の映像によって与えられた情報を正しくとらえ、論理的に思考し、表現できる⼒を確かめる「理科分野」、映像によって与えられた情報から⼤事なことを抜き出し、まとめた上で⾃分の意⾒を表現できる⼒を確かめる「社会分野」から出題されるということです。
全国の公立中高一貫校で行われている「適性検査」では、問題文の中の情報を読み取り論理的に表現したり、自分の考えを表現する形式ですが、今回の海陽学園の視聴型総合問題では、映像と音声から情報を読み取り論理的に表現したり自分の考えを表現する形式となっております。
詳細は今後の説明会で発表されます。オンラインでの説明会や相談会もあります。→ 説明会日程等
大海原を臨む広々とした教育環境が男子を大きく成長させる!
広々とした教育環境の素晴らしさと、そこでの規則正しい寮生活のリズムのなかで、個々の持っている資質や才能をさらに開花させる男子が毎年数多くいます。
男子校の寮生活をイメージできる保護者とくに母親は少ないと思いますが、一度、実際に親子で学校を訪ねてもらえると、きっと男の子を大きく成長させる教育環境を感じ取ってもらえることと思います。