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受験情報ブログ

私学の魂『中村』12月・小6統一合判・解答解説掲載

オランダの”共生社会”を目標に掲げキャリア教育で
自己理解と他者理解を深める

中村は、「学びあう喜びに満ちた学校」、「開かれた学校」を標榜し、小規模で家族的な女子校でありながら、社会に向けてのオープンなスタンスで、生徒の学習活動やキャリア教育に教員・保護者・地域の住民をはじめ、学園と関わりあるすべての人々を巻き込んでいる、深川エリアの地域に根ざしつつ社会に発信する女子の完全中高一貫校です。今回は、同校の教育について校長の梅沢辰也先生にお話を伺いました。

記事の見出し

・共生社会、市民教育、世界共通言語を柱に、将来の夢と、違いを尊重する感性を育てる「学びあう喜びに満ちた」学校
・2014文部科学大臣表彰受賞キャリアデザイン教育を展開し自主自律型学習者を育てる
・中村の生徒とOGが見せてくれた、多面的な“世界標準の”活躍!
・女子の海外への雄飛を後押しするグローバルな進路選択が可能な高校国際科の存在が再び注目

中村学園が中学校を再開したのが1991(平成3)年。2006年には「完全中高一貫校宣言」をして高校募集を停止。そして2009年には創立100周年を迎え、制服も刷新し、翌2010年には「中村第2世紀幕開け」を宣言して、次代の新たな女子教育の理想に向けて、その後も着々と改革を進めてきました。
世界の国々と比較して、日本の中学生の自己肯定観は低いという調査結果があります。そうした現代だからこそ、中村中高では、生徒一人ひとりが、自分を「かけがいのない存在」であると感じ、安心して過ごせる環境であることを大切にしています。そのうえで、「もちろん学力を伸ばす…、つまり進路の選択肢を広げるための学習指導は今後も手を抜くことはありません」と梅沢先生。
そうした中村中高がめざす教育は、「学びあう喜びに満ちた学校」です。学校は生徒同士が楽しく学びあい、気づきあう空間。しかしその過程では必ず、他者の違う意見や考え方とも出会うことになるため、自分とは異なる意見も否定することなく、素直に耳を傾けることができるように力を尽くしているといいます。「自分だけがよくなればいい」という競争社会の対極にある「共生(=共に生きる)社会」を、現在の中村では教育の柱のひとつに掲げています。

記事ではさらに、中村の教育ついて先生方に詳しく伺い、掲載しています。
記事の続き、詳しい内容はPDFファイルをご参照ください。