"立教女学院×京王電鉄"マナー啓発ポスターが掲出!
京王線・井の頭線の全駅で掲出!
京王電鉄株式会社では、立教女学院高等学校〈東京都杉並区・女子校〉とマナー啓発ポスターの制作を行い、最優秀作品を6京王線・井の頭線の全駅に掲出しています。
"立教女学院×京王電鉄"によるマナー啓発ポスター掲出中!
すでに残り数日となりましたが、京王電鉄株式会社では、立教女学院高等学校〈東京都杉並区・女子校〉との「企業共同型授業」として、マナー啓発ポスターの制作を行い、最優秀作品を6月1日(月)~6月30日(火)までの1ヶ月間、京王線・井の頭線の全駅に掲出しています。
京王線・井の頭線を通勤や通学にお使いの皆さまは、すでにご覧になった方も多いことと思います。まだお気づきになっていない方は、ぜひ意識して駅のポスターを眺めていただきたいと思います。
ポスターができるまで。作りこまれた7つのポスター案
首都圏模試センターでは、次回7月5日(日)に実施される小6第2回・小5第1回の「統一合判」模試の際に、受験生全員に配布する「解答と解説」冊子の小6版『ブレイク』、小5版『GANBARE』に掲載の「私学の魂」のコーナーに、ちょうど今回は立教女学院の記事をご紹介しています。そのなかでも、この「立教女学院×京王電鉄」の車内マナー啓発ポスターの話題は紹介されています。
この「私学の魂」取材のなかで、アクティブ・ラーニングや「PBL(Project Based Learning)」について伺ったところ、ちょうどこの企業コラボの成果が出たところでした。お話を聞かせてくれた立教女学院のお二人の先生は、こう話してくださいました。
「いま『立教女学院×京王電鉄』でネット検索すると、このポスターが出てきます。高 3 で立教大学や他の大学の推薦・AO入試などで大学が決まった生徒を対象とした講座で行ったことなのですが、20数人で7つのグループをつくり、京王電鉄さんとコラボしました。
マナー啓発のポスターを作る目的で、コンセプトや乗客の視点、京王電鉄が感じている問題点などについての講義を受けたうえで、グループごとにディスカションをしてポスター案を作り、京王電鉄の広報の方にプレゼンをして、意見を聞いてさらに見直しをするという手順を経て図案を練っていきました。そしてブラッシュアップした 7 つのポスター案のなかから選考され、最優秀作品が選ばれました。…〈後略〉…」(教頭・山岸悦子先生)
多様多彩な課題に果敢に取り組んできた立教女学院生!
このユニークな活動も、立派なアクティブラーニングであり、PBL に他ならないと、私たち取材スタッフは感じました。
「生徒の活動を見ていて思うのは、たぶん本校の生徒は、こういうことを勉強と思って取り組んでいるわけではないだろうなということです」「マナーの呼びかけは日頃生徒会がしていますので、自分たちでマナー啓発のポスターを作ったら、そのマナーを大切にしないわけにいかないですね(笑)」(ともに、国際部・国際教育主任の髙嶺京子先生)
こうして、すでに多様で多彩な課題に、果敢に取り組んでいる立教女学院の生徒さんには、もともとアクティブな印象を受けてきました。
「確かにそうかもしれませんね。でも、生徒に聞くと、実は入学したときからそういう積極性や自分の意見を持っていたわけではないという、そういうタイプの子も多いのです。ただ、生徒会とか上級生の姿をモデルにして、私もやってみようと思う、そんなサイクルはあるように思います」(髙嶺先生)
この先、いま話題の「2020年大学入試改革」を迎えたときには、こうしたアクティブな学びに取り組んできた立教女学院の卒業生は、さらに強みを発揮することが予想されます。
そんな立教女学院で実践されてきた国際交流・国際教育のプログラムをはじめとした、数々の取り組みを今回の「私学の魂」ではご紹介しています。多くの受験生と保護者にご覧いただければと願っています。