中村中で小出義雄監督による『君ならできる』講演会を開催
多くの小学生親子が元気をもらえる場に!
中村中学・高等学校〈東京都江東区・女子校〉では7月11日(土)に、マラソン小出義雄監督による「君ならできる」と題した一般開放の講演会を開催しました。
小出義雄監督による「君ならできる」講演会
多くの小学生親子をはじめ、近隣地域の方々や今回の講演に関心を持った方々を迎え、体育館に約800席用意した座席がほぼ満席になる盛況のなか、マラソンで有森裕子選手、鈴木博美選手、高橋尚子選手などのメダリストを育てた世界的な名伯楽・小出義雄監督の温かくユーモラスなお話に、多くの参加者(小学生、保護者、在校生、教育関係者)が耳を傾ける貴重な機会が実現しました。
「2020年東京オリンピック・パラリンピック開催記念」として、「君ならできる」と題された今回の講演会は、5年後のオリンピック開催時には中心エリアとなる、この江東区の小学校PTA連合会の協力も得られたことで、こうして実現できたということです。
江東区に唯一の私立女子校として、2020年東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会理事に選ばれている卒業生ヨーコ・ゼッターランドをOGにもつ中村が、「地域の方々と共に子どもたちに夢を与え、街を元気にしよう」との想いに、同区のPTA連合会が賛同して、江東区の小学生22,000人すべてに今回の講演会の案内を渡すことができたといいます。さらに区の教育委員会や議会の理解も得られ、このような盛大な講演会となりました。
小出監督からの温かいエール!
中村中学・高等学校の梅沢辰也校長は、同校WebサイトのBlog「チャンネル校長室」で、これら関係の方々の協力に謝辞を述べるとともに、次のように語っています。
「高橋尚子選手を金メダルに導き、オリンピック3大会連続でメダリストを育てたその手腕を垣間見ることができました。『プラス思考でいること』『他人の幸せ を心から喜べる人」『一番になりたかったら一番になる練習をするだけ』『好き嫌いなく食いしん坊になれ』など、スポーツ・子育て・勉強についても、笑いも 交えてのお話に引き込まれた1時間でした。最後に花束を渡す大役となった小学生も、立派な姿勢で素晴らしかったです。……〈後略〉……』
自らが世界一流のアスリートに育てあげた有森裕子選手、高橋尚子選手とのエピソードをあげて、出会いのときに資質を見抜き、常にその可能性を信じて「世界一になる」ためのトレーニングを課したという小出監督は、今回の講演会の会場に集まった小学生、中村中高の在校生に向けても「君たちならできるんだよ」と笑顔で手を振りながらエールを贈り、保護者を含めた参加者全員に元気を与えてくれました。
こうした企画を執り行う中村中の教育にも注目
中村中高の梅沢校長は、先のBlog「チャンネル校長室」の文章の最後で、「中村はこれからも『君ならできる』の精神で、世界共通言語『スポーツ・芸術・英語』の発信源となります。」と締めくくっています。
この講演会の後には、中村中高の在校生と先生方が用意したオープンキャンパスのプログラムに参加したり、校内見学をしたり、新館LADYの内の「CAFÉ MiyaKoDori」でランチを試食していく親子も多かったといいます。
中村中学・高等学校が今後も企画してくれる予定だという、こうした『スポーツ・芸術・英語』に関する講演会の機会に、子どもたちと保護者が元気をもらうと同時に、私学の教育や校内の雰囲気を体感できる“出会いの場”に、今後も期待したいと思います。
同校が新たに宣言している「学びの改革“ZERO.1”」という教育改革と、来春2016年入試で新たに導入するポテンシャル入試を含めた入試改革のコンセプトにも、ぜひ注目してください。