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埼玉栄が医学コースを新設!第二外国語講座や夕食ビュッフェも!

埼玉栄が来春2016年から医学コースを新設!
第二外国語講座や夕食ビュッフェも新設!

今春2015年の中学入試では、全回の入試とも前年を上回る志願者を集める人気校となった埼玉栄中学校。昨年12月にも当サイト記事でご紹介した「3,400名収容可能な新校舎」の建築工事も、来春2016年6月の完成に向けて、すでにスタートしています。

埼玉栄中が医学コースを新設!これまでの入試も改革予定

同校の「入試報告会」が行われた4月24日(金)にも、隣接する建設地ではクレーン4機が稼動し、基礎工事が着々と進められていました。

その
埼玉栄中学校が、来春2016年の中学入試では「医学コース」を新設することを、4月24日(金)に行われた同校の「入試報告会」で公表しました。同時に、これまでも実施してきた英語入試(スーパーイングリッシュ入試)とも合わせて「帰国生入試」の改革も公表。具体的な入試要項の公表は7月末になる予定ですが、いっそう「受験生のニーズに即した」中学入試のあり方を工夫していくということです。

今春の中学入試でも、同じ佐藤栄学園の姉妹校でもある栄東中の1月10日A日程入試と、同日午後の埼玉栄中の入試が、埼玉栄中会場で受験できる「パック入試」や、受験料をクレジット決済できる「Web出願」の開始などで、受験生の便宜を図ってきた埼玉栄中学校ですが、来春2016年入試でもこうした配慮や基本姿勢は変わることはありません。

ただし、今後はさらに中高一貫校として教育の中身を充実させ、もっと多くの「受験生に選ばれる」私立中高一貫校をめざすという方向性を、今回の入試報告会で佐藤光一校長が明言。就任初年度だった昨年の入試報告会で示された、①「駅が近くなった(6年前にキャンパス正面にJR川越線「西大宮駅」が新設)こと」、②「2016年6月に新校舎が竣工すること」、③「校長が替われば学校が変わること」という宣言に続き、「(高校から入学するよりも)中学から入学するほうが良い」と思われるような、中高一貫校としての教育のあり方を工夫していくという姿勢を明らかにしました。

「主体性と創造性」を高める改革

具体的には、「二兎を追う」のではなく「四兎(勉強・部活・行事・人間的成長)を追え!」と佐藤校長が生徒に常々言っているように、「主体性と創造性」を高めることを目標に、改革を急ぎ足で進めていくということです。

学習と進路の面では、この春から「進路指導センター」を開設し、生徒のどのような進路希望に対応できる体制を整え、「自分で勉強(自習を)する」姿勢を育てるために、より充実した教育環境と、さらに、2014年度には「20の部が全国大会で優勝」したという、国内でも最高レベルの活躍を見せる部活動に励む生徒が「学校で勉強できる」ための環境を整えていきます。

そのため、授業の補講を行っている「7・8時間目」に加えて、「第二外国語(仏・独・西・中・韓国語)の選択講座をそれぞれ週1回19:15〜20:45の「9・10時間目」に設定しスタートしました。すでに優秀な講師の先生も確保し、すでに現時点で中学生43名を含む138名が受講を希望しているということです。

部活と勉強の両立のため、夕食ビュッフェを新設!

さらに、全国トップレベルの活躍を見せる部活に打ち込みながら、一方では勉強との両立をめざす生徒のために、夕食ビュッフェも6月から(新校舎の完成に先駆けて)オープンします。この日の入試報告会では、参加した塾関係者に、生徒向けブッフェの試食会も用意され、好評を博していました。

すでに中学入試でも大きな人気を集める埼玉栄中学・高等学校が、さらに急速に進化する今後のあり方と、その教育の成果に大いに期待したいと思います!