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受験情報ブログ

2/2AM 新設された横浜雙葉中学校の2期一般入試が始まる

今年から実施される2024年2月2日(金)実施の横浜雙葉中学校の2期一般入試についてレポートします。...

昨年2023年2月8日に2024年の一般入試を1回から2回に増設し、一般入試の面接廃止を公表した横浜雙葉中学校。2024年2月2日(金)に実施された2期一般入試についてレポートします。

異国情緒を感じる環境の中で女子教育を紡んできたカトリック校

横浜雙葉中学校・高等学校はみなとみらい線『元町・中華街駅』6番出口から徒歩6分の山手の丘にあります。周りには横浜山手西洋館や港の見える丘公園があり、異国の情緒感じながら登校できる環境です。
その歴史は古く、1900年幼きイエス会によって、前身となる横浜紅蘭女学校を開校したのが始まりです。現在の校名に変更したのは、1958年になります。「徳においては純真に 義務においては堅実に」という校訓のもと、キリスト教的価値観にもとづき、自身を深め、高め、人とかかわり、世界をつなぐ生き方をめざした教育がなされているカトリック校です。



在校生も入試をバックアップ

同校は昨年まで中学入試を1回のみ実施してきましたが、今年から2月2日に2回目の一般入試を実施しました。また、コロナ前まで実施した面接も廃止されました。
1期一般入試が行われた前日の暖かい気温とうって変わり、2期一般入試のこの日は寒い朝を迎えました。集合時間は午前8時20分になりますが、7時前から先生方や在校生が受験生と保護者を迎えるために試験会場内で準備をしていました。



温かさを感じる雙葉ファミリー

同校のホームページの「雙葉ファミリー」には、中学1年生から受験生に向けた応援メッセージや作文、高校2年生から趣味診断など、受験生にとって嬉しさや楽しさが感じられるページが掲載されています。その他にも、卒業生や在校生のメッセージや保護者からの同校の紹介なども掲載されていますので、是非閲覧してみてください。きっと、同校についての生の声や生徒たちの元気な様子が感じ取れるはずです。
同校HP「雙葉ファミリー」こちら

受験生179名が挑んだ2期一般入試

午前7時20分に開場になりました。集合時間は午前8時20分です。午前7時30分くらいから受験生と保護者の姿が見えてきました。「おはようございます」という元気な声であいさつをして試験会場に入っていく受験生や、親子で笑顔で会話をしながら歩いている受験生が多く見られました。前日の疲れを感させない姿に、筆者も取材しながら思わず「頑張れ!」と声をかけたくなりそうでした。
受付では、先生方や在校生の方が受験生や保護者に挨拶をしながら温かく出迎えていました。

附属小学校やインターナショナルスクールも隣接

同校の敷地の隣には附属小学校があり、同校と同じく幼きイエス会によって設立された日本最古のサンモールインターナショナルスクールもあります。附属小学校はスクールバスで通学する児童もいます。また、サンモールインターナショナルは、自転車で通学する生徒もいます。学校では、警備員の方が受験生と保護者が安全に横断歩道を渡れるよう誘導していました。

2月13日(火)実施、神奈川私立中学校共通追試の受験も可能

同校では学校感染症によって受験ができなくなった際には、2月13日(火)に実施される神奈川私立中学校共通追試を受験することができます。1月から新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの罹患者が増えていましたので、もしもの場合、受験生も安心です。

合格発表は2月2日22時

試験時間は国語・算数が各50分、理科・社会が各40分になりますので、受験生は途中休憩を挟み、12時35分に解散になります。
2期一般入試の募集定員は30名。合格判定は、国語・算数が各100点満点、理科・社会が各80点満点の合計360点満点で採点されます。

入試結果(2月5日現在)は、こちら

伝統と革新

前述したとおり、同校は歴史のある伝統校ですが、これまで培ってきた教育内容と、「人と世界、未来をつなぐ」という目標を掲げ、時代にあわせた教育が行われている伝統と革新を併せ持った学校です。来年以降、中学受験をする小学生は是非一度足を運んでみてください。先生方や在校生たちが温かく出迎えてくれるはずです。