文化学園大学杉並 2月2日午後 英語特別入試
文化学園大学杉並では、2月2日午後に2科目入試、英語特別入試、算数特別入試が実施されました。文化学園大学杉並では、2月2日午後に2科目入試、英語特別入試、算数特別入試が実施されました。(取材・文・撮影/スタディエクステンション代表・鈴木裕之)。
文化学園大学杉並の入試では、在校生によるお出迎えがお馴染みの風景です。受験生一人一人に在校生が寄り添うようにして話しかけ、緊張をほぐしながら集合場所の校舎まで案内していきます。
校舎玄関で上履きに履き替えると、ここでも先生方や在校生がお出迎え。受験生は、2科入試、算数特別入試、英語特別入試の各会場に、保護者は温かいお茶が用意された控室へと案内されます。
試験会場では数名の先生が待機しており、にこやかに受験生を迎えます。かといって過剰に声をかけることはなく、受験生が気疲れすることのないよう配慮をしていることが伝わってきます。
試験開始までトイレに行くのもよし、廊下でリラックスするのもよし、受験生は思い思いの過ごし方で試験開始を待ちます。
試験開始直前に放送が流れ、校長先生から激励の言葉が伝えられます。緊張をほぐすための軽い運動も行いました。
生徒会からの激励の言葉と試験の注意事項の放送が終わると、いよいよテスト開始です。
いくつかある試験会場の中で、私は英語特別入試の様子をオブザーブさせていただきました。
リスニングテストは、会話を聞いて適切なものを選ぶ問題が中心です。今回のテストでは会話文は2回読まれるタイプでした。また、選択式ばかりではなく単語を書かせるような問題も出題されているようでしたが、スペルミスについて減点しないということです。
約25分間のリスニングテストが終わると、リーディングが開始されます。
英語科の窪田先生によると、問題の難易度や出題形式はケンブリッジ英検のヤングラーナーズを参考にするとよいということです。
一つ一つの設問が難しいということはないかもしれませんが、スピードは必要です。ふだんから英語に慣れ親しんでいるかどうかがポイントとなりそうです。
50分の筆記試験が終了すると、受験生はスピーキングテストが行われる教室へと案内されます。
スピーキングテストの会場では、面接官2名が受験生1名と対応し、いくつかの質問を英語で受験生に問いかけていきます。
帰国生と思しき素晴らしい発音で受け答えする受験生もいますが、ここでは発音の良さよりも質問に的確に答えられるかどうか、あるいは面接官と自然なやり取りができるかどうかが大切なポイントになりそうです。
2月11日(月・祝)に特別入試を実施
なお、この文化学園大学杉並中学校は、同校を未受験の方を対象に2月11日(月・祝)に特別入試を実施することを発表しました。
入試科目は適性検査型か自己アピール型より選択でき、特待生の選抜も行います。2月5日から試験前日の2月10日までインターネットでの出願が可能です。
この特別入試は、既に行われた帰国生入試と2月1日~4日の本校を入試を受験していない方を対象にしており、特待生の選抜も行います。また、試験科目は適性検査型か自己アピール型の選択制で、1日~4日の入試にはなかった科目『自己アピール』が試験科目に入っていることにも注目です。
《2月11日(月・祝)特別入試の概要》
試験日:2月11日(月)
募集人数:若干名(特待生も選抜)
出願方法:インターネット出願
出願期間:2月5日(火)0:00~2月10日(日)16:00
出願資格:初めて本校を受験する方に限る
出願書類:志願票・成績通知表のコピー
試験科目:適性検査型(算数・適性検査Ⅰ)か自己アピール型(算数・自己アピール)
受験料:20,000円
合格発表:2月11日(月)21:00~インターネット発表のみ
入学手続金納付期間:2月11日(月)21:00~2月12日(火)15:00<...