多摩大学附属聖ヶ丘、2021年入試で「日本語リスニング入試」導入
多摩市の自然豊かな環境にある多摩大学聖ヶ丘。全校生徒700名ほどの小さな学校ですが、「A知探Q(英知探究)」をキーワードとし、本物に触れ本質に迫る、きめ細かな教育に挑戦し続けています。2021年入試では、「日本語リスニング入試」を導入。
「たまひじのA知探Q 学びの玉手箱!」
多摩大聖ヶ丘の「A知探Q」は、本物に触れ、答えに到達しても新しい問いを繰り返しながら「学ぶ楽しさを知る」探究活動。授業や海外研修、課外活動などあらゆる教育活動のベースにあります。
数も多い理科実験・実習で感じる驚きや発見、中学社会科見学のフィールドでの体験を大切にすることなどは、その一例です。例年、夏に学年を超えて取り組んでいる「A知探Qの夏」は、まさに「学びの玉手箱!」
その様子が、特設ページで紹介されていますので、ぜひご覧ください。
例えば、「ワンツーパンチで世界を制す!」。
添えられているクイズは「ボクシングにおいて「クリンチ」といえば、相手に対してどうすることを指すでしょうか」。生徒は一体何を探究したのでしょう。
日本語リスニング入試
小さな学校の挑戦は、入試にも及びます。
2021年入試で、これまでの「2科・4科入試」、「適性型入試」に加え、新たに「日本語リスニング入試」を始めます。
2月3日午後に実施される、この新入試は、国語・算数の基礎問題と、日本語リスニング試験とで行われます。リスニングでは、文章を聞き取り、その後、配布される課題に答えるというもので、「主旨を正しく理解すること」と、「示された課題に基づいて自分の考えを表現する力」を評価するとしています。
教育理念の三本柱である「少人数できめの細かい指導」、「本物から本質に迫る教育」、「主体性と協働性を育む」でも、「気付いた本質を共有するために必要な言葉の力、コミュニケーションの力」を大切にしていることにも通底します。
特別な受験勉強を必要とするものではありません。コロナ禍の中、お子様の教育環境を考えたとき、これまで習い事中心だったけれども中学受験を考えてみようと思われたり、塾通いが思うように進まなかったりしたときにも、今の実力を試すチャンスがあることは嬉しいことです。
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