数日前から急に寒さも増し、来春2016年入試シーズンがやってきました。
首都圏では11月から年明けの1月末まで、2月からの東京・神奈川の一般入試に先駆けて、帰国生の別枠入試が行われます。
そのなかで本日11月28日(土)、前年の2015年入試ではそうした帰国生入試で最も多くの出願者を集めた、かえつ有明〈東京都江東区・共学校〉の「帰国入試A-1入試」が実施されました。
今回の「帰国入試A-1入試」の出願者は、男子68名・女子74名の合計142名。このうち男子67名・女子74名の合計141名が実際に受験に訪れました。
前年の「帰国入試A-1入試」の出願が127名でしたので、今回はさらに人気を高めたことになります。いま教育の課題とされる“グローバル化”ブームもあって、新たに帰国生入試を実施する学校が増えているなかで、かえつ有明の人気が前年以上に高まったことは、同校が他の私学に先駆けて力を入れてきた帰国生の受け入れ(=ダイバーシティ化)と、同校が実践してきた“21世紀型教育”への評価がさらに高まったということに他ならないでしょう。
かえつ有明中の帰国生入試には「帰国入試A-1選考」と「帰国入試A-2選考」があり、本日の「帰国入試A-1選考」はアドバンスクラス(帰国生対応授業2レベルのうちの易しいクラス)の入試だっただけに準2級レベルの生徒が多いかと思っていたのですが、学校側の予想とは異なり、実際には2級・準1級の生徒が多数受験してきてくれたといいます。
明日11月29日(日)は本日行われた「帰国入試A-1入試」の合格発表。受験生の英語レベルが高かっただけに、比較的多くの合格者が発表されるのではないかと思われます。
この後も、かえつ有明の「帰国生入試」は、12月13日(帰国生A-2選考②)、1月29日(帰国生A-2選考②)、そして2月2日(帰国生B選考)と続きます。2月の一般入試と合わせて、いま年々人気の高まる同校の入試がどのような活気を帯びた入試になるか楽しみです。帰国生入試に挑んでいく受験生の皆さんが、存分に力を発揮できることをお祈りします。