世田谷学園、2019年入試要項を公表
世田谷学園が2019年入試要項を公表しました。新設の2月1日午後・算数特選入試の集合・試験時間は3パターン、発表は当日発表です。また算数特選入試サンプル問題は、ホームページ上に掲載されています。大問3~5は求め方を書く形式の出題(部分点あり)としています。
2019年入試要項を公表。
2019年入試要項を公表、HPにもアップされ、詳細が判明しました。2月1日午後の算数特選は集合・試験時間を3つ設定、発表は当日発表です。
2019年中学入試
インターネット出願
願書受付(受験票の発行)開始 2019年1月10日
入力(申し込み)開始 2018年12月20日
入試日程・科目・募集人員
1次 2月1日 4科 60名
算数特選 2月1日午後 算数(60分100点満点) 30名(特待生20名)
2次 2月2日 80名(特待生10名)
3次 2月4日 30名
算数特選入試の集合・試験時間は、
(1)集合14:30 試験時間 14:50〜15:50
(2)集合15:20 試験時間 15:30〜16:30
(3)集合16:00 試験時間 16:10〜17:10
上記のいずれか試験開始時刻に間に合えば受験可能です。
また合格発表は、掲示発表もありますが、新設の算数特選入試を含む各回、WEB合格発表が正式なものとなります。
1次 WEB発表 当日19:00頃〜 / 掲示発表 2月2日9:00〜
算数特選 WEB発表 当日23:00頃〜 / 掲示発表 2月2日14:00〜
2次 WEB発表 当日20:00頃〜 / 掲示発表 2月3日9:00〜
3次 WEB発表 当日20:00頃〜 / 掲示発表 2月5日9:00〜
帰国生優遇措置も導入
なお2019年入試より、帰国生優遇措置として全試験日程において、加点する制度を、2019年入試より導入します。海外帰国子女は、原則として「海外経験1年以上、帰国3年内の者」とし、出願にあたっては、学園所定の海外滞在証明書の添付が必要です。また、入学後は、特別の学習形態をとることはありません。
算数入試サンプル問題。答えの求め方を書く出題形式も
7月に算数サンプル問題が公表されています。
算数特選入試導入の狙いについて、「社会が急速に変化をし、AI(人工知能)やIT(情報技術)が注目されるなか、これからの時代は文系・理系を問わず、最低限、プログラムが読めなければならないと言われています。したがってその基礎となる論理的思考の訓練は万人に必要となります。本学園では、今まで以上に数学の力を強化し、数学を通して培われる論理的思考をしっかり伸ばしていきたいと考え、2019年入試から2月1日の午後に算数特選入試を実施することにし、サンプル問題を2018年7月にホームページ上で発表いたしました。なお算数特選のサンプル問題は、大問1・2は答のみ、大問3~5は求め方を書く形式の出題(部分点があります)となります」としています。
数学科の語る、数学の面白さ
また同校HPの教科のページでは、数学科が「数学の面白さは、ものの考え方や世の中に起こるさまざまな事柄を数理的に解決したり、解決方法を創造したりすることにあります。この点で数学は高級なゲームとしての特性を持っています。そしてこの面白さを生徒にいかに早くわからせるかが、数学教師の苦労であり、楽しみでもあります。この特性を理解させた後、6年を一貫する指導により、超一流大学現役合格を目指し、基礎力、応用力を養い、高度な問題演習などによって、真の実力をつけさせます」とメッセージを寄せています。