新設!サンライズ入試で自己表現力を問う!日出学園の教育
ICT教育は日々の試行錯誤でどんどん充実!
日出学園中学校・高等学校<千葉・市川>のHPではICT教育に関して日々行っていることを情報公開しています。日出学園が力を入れているICT教育と英語教育について、また今年新設のサンライズ入試についてご紹介いたします。
TOEIC,TOEFL全員受験!
日出学園では、英語教育に力を入れています。
そのため、TOEIC・TOEFLを全員が受験します。しかし、それは単に試験の合否、得点のためではありません。
日出学園の英語教育は、母国語を学習するように英語を楽しく学び、英語が自分の将来にどのように役立っていくのか。そうした将来のことまで生徒たちが意識できるように工夫されています。
2020年問題は生徒たちにとっては単なる通過点にすぎません。なんのために英語を学び、それをどういかしていくのか。実際に各試験を受験した日出学園の生徒たちの感想からは、試験の結果だけではなく、その先まで見据えていることが伺えます。
Google for Educationを用いたICT教育
日出学園ではICT教育にも力を入れています。その一環として「Google for Education」を用いた教育があげられます。Google for Educationとは、Googleが学校機関向けに無償提供しているサービス群の名称であり、このサービスに加入することにより、メール(Gmail)、カレンダー、ストレージ(Google Drive)、Googleスプレッドシート等を生徒が自由に全て無償で使用することができます。なかでも学校用に開発された「Google Classroom」は、今や日出学園の教育活動に欠かせないアプリとなっています。「Google for Education」内の掲示板のような機能で教師生徒間で質問のやり取りを行ったり、演習問題のアップロードや、課題の提出など、多彩な活用がされています。今年からは本格導入して全生徒にIDが発行され、各授業で使用がスタートしています。
日出学園ICT教育の目標は、【ICT「で」教えるのではなく、ICT「を」教える】であり、現在も生徒達と共に活用の仕方を模索している最中です。
生徒たちの活躍
日出学園の生徒はさまざまな分野で活躍を見せています!
平成29年度「平成29年度千葉県統計グラフコンクール」において、高校情報科の授業で製作された高校2年 石橋真里奈さんの作品「あなたの勉強方法 これで合ってる?」がパソコン統計グラフの部で「入選一席(県教育長賞)」を受賞し、千葉県の代表として第65回全国統計グラフコンクールにも出展されました。
詳細はこちらよりご参照ください。
また、慶應義塾大学第42回小論文コンテストでは、5年の石橋真里奈さんが、最優秀賞にあたる【小泉信三賞】を受賞しています。
「いちかわイイネ!映像コンクール」でも高2情報科で制作した同校生徒の作品「お弁当から始まる親孝行」がグランプリ受賞(市川市長賞)するなど、活躍の話題は尽きません。
サンライズ入試の新設
日出学園では、2018年から新たに「サンライズ入試」が新設されます。
試験内容は、従来の試験内容とは異なり、与えられた問題に対し5分~10分程度の時間内にその場で口頭により解答するというものです。思考力、表現力、判断力を必要とし、「出題に対する回答として適切か」、「表現が相手に伝わっているか」を採点基準にあげています。
例題では、「電話の相手にアメリカかフランスの国旗を説明しなければなりません。あなたなら、どう説明しますか?」が挙げられており、知識量や従来の試験で問われる処理能力ではなく、学習姿勢や自己表現能力が問われる内容となっています。
試験日:2018年2月1日(木)
時間:第1回14:00~
第2回15:00~ ※いずれか1回を選択
※サンライズ試験は、漢検、数検、英検、TOEICなどの資格の有無による受験資格の指定があります。
試験や資格指定の詳細につきましては、日出学園のWebサイト、サンライズ試験の募集要項をご確認ください。
日出学園の教育
日出学園では、一人ひとりを大切に、個性を伸ばす実践的な教育を行っています。
子どもたちや教員がお互いを良く知るアットホームな雰囲気のなかで、のびのびと学校生活を送ることができます。その家庭的な環境を生かし、厳しくも愛情あふれる教育を行うことで、心身ともに健全な生徒の育成を目指しています。「生活習慣の質は学力と相関する」をもとに、社会規範の遵守や正しい倫理観に基づく行動の実践など、質の高い生活習慣が身につくよう指導されています。
授業では、理解度に合わせたていねいな学習指導を行い、基礎学力がきちんと定着するように配慮されています。
習熟度別クラスが早くから導入されているのもそのため。理解の進んだ生徒にはより深い内容を、理解が不十分な生徒には基礎をゆっくりと指導しています。さらに必要に応じて朝や放課後の補習を実施し、きめ細かいフォローが行われます。少人数だからこそ、納得がいくまで質問が可能です。また、発表やディベートの機会も豊富に用意されています。こうした取り組みのなかで、生徒たちの自学自習の精神は自然と培われていくのです。
各自が勉強の成果や学校生活で感じたことを記録する「私の記録」と名付けられたノートは、生徒と教員、家庭をつなぐ役割を担っています。特に中学校では、担任と副担任がクラス約30名の一人ひとりに目を配り声をかけるようにし、生徒との対話の時間を大切にしています。
職員室では、生徒が気軽に足を運んで質問したり、廊下で談笑するなど、教員と生徒の距離が近く、日出学園のアットホームな環境を感じることができます。
このような家庭的な環境は、日出学園創設者の「寺子屋のような私塾的雰囲気をもった学校を」という理念を現在でも継承しているからでしょう。教員は異動が少なく、一貫した理念、腰を据えた体制のもとで指導に情熱を注いでいるため、子どもたちから信頼を寄せられています。