女子聖学院の帰国生入試が終了。2月の英語入試にも注目を!
女子聖学院中の海外帰国生入試の募集定員は若干名ですが、同校広報室からのお知らせによると、今回の海外帰国生入試の志願者は7名(昨年3名)、受験者は7名(昨年3名)、合格者は7名(昨年3名)だったとのことで...
3つの柱とする新しい教育の実施!
建学の精神「神を仰ぎ 人に仕う(Love God and Serve His People)」のもと、東京でも都内北部には数少ないミッションスクールとして、女子教育の伝統を築いてきた女子聖学院は、今年で創立110周年を迎えました。
そして同校はこの期に、2014年度から「これからの国際社会に貢献できる女性に」を教育目標に、以下の3つを柱とする新しい教育の実践をスタートしたと、同校Webサイトの「建学の精神」のページで紹介されています。
1つ目は、女子聖学院の基盤であるキリスト教を具現化する「共に生きる」教育です。2つ目は、「ボーダレスの時代に生きる教育」です。3つ目は、「自分の言葉で発信する」教育です。そして、ご自身も同校の卒業生である校長の田部井道子先生のリーダーシップのもと、さらなる教育内容の充実を図り、新たな入試改革にも踏み切っています。
「英語入試」
そうした改革や実践例のひとつが、女子聖学院の「新たな英語教育の形」であり、今年(2015年)9月に開設されて間もない「JSGラーニングセンター(チューター常駐の放課後自習室)」であり、来春2016年から新設された「英語入試」です。
その新たな「英語入試」は、2016年2月1日(月)午後に、募集定員10名で実施されます。試験時間は30分程度。①英語:リスニング(40点、英検4級程度)、課題文暗誦(40点)、簡単な自己紹介(20点)※、②日本語による面接、③保護者同伴による日本語の面接行われます。課題文は12月5日から同校事務室で渡されており、自己紹介は「1分程度の英語による自己紹介で、内容は名前、年齢、出身地または出身校、自分の好きなこと、もの、趣味など、その理由も入れて」と紹介されています。
Be a Messenger~
同校が田部井校長先生を中心に今年、受験生と保護者に向けて発信している、もうひとつのメッセージは「Be a Messenger~託されたものを伝える人に」。この考え方のもとで、女子聖学院は、同校の国際理解教育・英語教育において、「積極的に学び、自ら表現する」意欲にあふれた生徒を求めています。この先のグローバル社会で求められる力が変わり、やがて(2020年から)大学入試のあり方が変わり、日本の教育が大きく変わろうとしている現在、女子聖学院の中高6年間で身につけられる英語力、表現力、平和を願う心と力が、いまの小学生と保護者にとって大きな意味を持つことに注目したいと思います。
ぜひ足を運んでみてください!
今回の英語入試の導入も、そうした同校からのメッセージのひとつです。帰国生はもとより、国内で英語を学んできた小学生や、これから英語力を身につけたいと願っている小学生に向けて、同校は門戸を広げてくれたことになります。年があけて間もない2016年1月9日(土)には、第5回学校説明会がチャペルにて10:00~11:00の時間帯に、JSGプレシャス説明会〈第3回〉が11:00~13:00の時間帯に行われます。
女子聖学院の新たな教育と、同校の英語入試、一般入試に関心のある小学生・保護者は、ぜひ一度足を運んで、同校の学校生活の雰囲気を肌で感じてみてください。きっと好感が持てることと思います。新しい「JSGラーニングセンター」開設に合わせて企画された、お近くの女子栄養大学とのコラボによる「女子聖×女子栄養大『女子聖スコーン』」も、すでに購買部で販売(130円)されているそうです!