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学校特集

日本大学豊山中学校・高等学校2022

希少な男子校の魅力が光る総合大学直属付属校

掲載日:2022年4月9日(土)

この1~2年、受験生と保護者から多くの人気を集めている日本大学豊山中学校・高等学校。総合大学の付属校のなかでも希少な男子校である同校の教育について、ご自身も同校の卒業生で、同じ日本大学の他の直属付属校での多彩な経験を経て、6年前に母校の日大豊山中高の校長に着任した、松井靖先生にお話を伺いました。また、このコロナ禍にあって、学校の魅力を多くの受験生と保護者に伝える工夫を重ねてきた、広報部長の田中正勝先生に、来春2023年入試に向けて学校の自然な姿を伝える情報発信の基本スタンスについてもお話いただきました。

一見の価値あり!
校舎内にエスカレーターのある学校!?

 日本大学豊山中学校・高等学校(以下・日大豊山中高と表記)に現在の校舎が竣工したのが2016(平成28)年2月。すでに6年がたちますが、今回は久しぶりに学校をお訪ねして、「男子校なのに、いまでも綺麗な校舎だなー」と感じました。
 あらためて感心させられたのが、校舎内にエスカレーターがあること。これまで多くの私立中高を取材させていただきましたが、他にそうしたケースを見たことはありません(同じく日大の直属付属の女子校・日本大学豊山女子中高には、バスロータリーのある正門フロアから校舎に上るエレベーターとエスカレーターがあります)。

日大豊山_

 最寄り駅の東京メトロ有楽町線「護国寺駅」からは、何と徒歩0分。護国寺と隣り合わせの、ほとんど駅の上にあるキャンパスに、地上11階、地下2階の近代的な校舎がそびえ立っています。
 日本一の規模と多様な学部・学科を持つ総合学園・日本大学の直属付属校として、また首都圏の日大付属校では唯一の男子校として、この日大豊山中高には、私立中高のなかでも、いまでは希少な存在としての魅力があります。

 男子の中学受験生と保護者にはお馴染みとなっている、毎年6月に実施される「東京私立男子中学校フェスタ〈※〉」では、この数年、この日大豊山中高が会場となり、多くの男子受験生が足を運んでくれています。※2022年は6月12日(日)に芝中高を会場に、完全予約入替え制で開催です。

総合大学付属校の多様性と将来の進路への安心感

日大豊山_校長の松井靖先生
校長の松井靖先生

 この日大豊山中高の特徴と魅力について、ご自身も同高校の卒業生である校長の松井靖先生に語っていただきました。
「私自身は高校から入学したのですが、母親から進められて本校に進学しました。その後、大学卒業後には、日本大学習志野高校に着任して11年、その後に本校で9年、日大習志野で10年、日本大学中高(日吉)に3年、また日大習志野に1年と、日本大学の各直属付属校を異動で経験した後、2016(平成28)年に、また本校に戻ってきました」と松井先生。

 その松井先生は、いま日大豊山の校長として、
「中学受験を控えた自分のお子様が『将来はサッカー選手になりたい』など、小学生らしい夢を描いていたりすると、保護者の立場としては、やはり6年後、つまり高校卒業時のわが子の将来を現実面から考えてしまうのではないかと思います。そんなときに受け入れ幅の広い、多様な選択肢のある日本大学の付属校には安心感を持てるのではないかと思います」と感じているといいます。
 確かに、日本大学の付属校であれば、希望の進路によって、日本大学のなかで選べない学部・学科はほとんどありません。

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「日本大学には、法学部、経済学部、商学部から理系の各学部、医学部・歯学部や芸術学部まであり、多様な進路のなかから選ぶことができますし、他の大学への進路も開けています。さらに、日本大学の良いところのひとつに、例えば理工学部の建築学科で学ぶときに、芸術学部の先生との連携でデザイン的なことを学ぶことも可能です。そういう学際的な意味での学びの環境の広がりと多様性は、やはり大きな魅力ではないかと思っています」と松井先生は言います。

 この3~4年、中学入試では全体的に「大学付属校人気の高まり」が目立っています。そのなかでも、この日大豊山は、昨年までの2年間、非常に高い人気を集めてきました。
 しかし、同校の先生方は、「本校の人気は、大学付属校としての魅力はさることながら、それ以上に"男子校としての魅力"によるところが大きいように思います」と感じています。
「東京オリンピックの開催もきっかけに、日本でもジェンダーの問題がクローズアップされていますよね。その点でいうと、男子校はどうなのか? という疑問もあるかもしれませんが、本校では、男子校だからこそできるジェンダー教育もあると、学校説明会などではお伝えしています。
 男子の教育というと、力強いとか逞しいとか、泥臭い、汗臭いという固定概念もあるかもしれませんが、それを一回打ち砕いて、新たな男子らしさ、多様性、大らかさを本校の特色として伝えていければと考えています」と松井先生は、新たな男子校の魅力を伝えていきたいと考えています。

ひと昔前とは雰囲気が変わった「男子校らしさ」

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 かつては男子校というと、バンカラで運動部の活動が盛んで、逞しい生徒が多く...、というイメージがあったかもしれませんが、実はもともと男子校は、実はどんなタイプの男の子にも居場所があり、いわば"オタク的な"ことにも異性の目を気にせずにのめり込める大らかさと"多様性"が特徴でもありました。
「私自身は、中高生時代は運動が得意ではなく、中学時代からアマチュア無線に興味があり、物理部にある無線班に所属した生徒でしたので、入学前は本校を選ぶときにそうした先入観も当時はありました。でも入学してみると、当初抱いていたイメージとは違って、色々なタイプや趣味を持つ生徒が多く、多様な生徒が一緒に、のびのびと学校生活を楽しんでいるという印象を受けました。また女子がいないことで、異性の目を気にせずに大らかに過ごすことができたのも、男子校の魅力と感じました。いまでもその点は変わっていませんね」と松井先生。そうした男子校の「変わらない雰囲気」は昔もいまも受け継がれています。
「文化祭などで鉄道研究会の生徒が作品を展示しているところへ、運動部の生徒が『どれどれ見せて!』などと和気あいあいと会話しているのも、よく見かけますね」と松井先生。

日大豊山_

 ただ、松井先生が日大豊山に在学した頃や最初に着任した頃と現在とでは、変わってきた点もあるようです。
「昔から男子校らしい多様性はありましたが、大らかでバンカラ的な雰囲気も残っていました。そういう点では、最近は以前と変わってきたように感じています。いまの本校の在校生や入学希望者には、スマートでお坊ちゃん的な、素直で大人しい感じの生徒が増えた印象です」と松井先生は、雰囲気の変化を教えてくれました。
 以前に他の男子校の先生から、「いまの男子校は、朝のホームルームでは、シャンプーの香りがするんですよ!」というお話があり、それを聞いた保護者の笑いを誘っていたことが思い出されました。男子校は、女子がいなくても、身だしなみも気にする、お洒落な生徒が増えたということなのでしょうか。
 筆者が久しぶりに日大豊山を訪れて、「男子校なのに、校舎が綺麗だな」と感じたのも、そういう雰囲気の変化があってのことなのかもしれません。

日本大学のスケールの大きさ、選択肢の多さへの保護者の期待

 松井先生が日本大学の直属付属校の教員を歴任し、再び日大豊山中高に校長として着任してから、今年(2022年)で7年目を迎えています。奇しくも1980~1990年代に次々と共学化を果たした多くの日本大学付属校のなかで、いまでは希少な男子校となった日大豊山中高が、昔と比べて"変化"したと感じる点はどういうところでしょうか。
「ひとつは、入学者の保護者の学校に対する目が鋭くなって、学校への期待や要望が強まってきた面があると思います。本校だけではなく、他の学校の情報も得て、それと比べたりする評論家的な面も目立ってきたように思います」と松井先生は感じています。

 かつては、日大の付属中高には、都内の下町の自営業のご家庭の男の子が多かったと聞いたことがあります。
「以前は確かにそうでしたね」と松井先生。
「ただ、最近では豊洲など新興の住宅地や、人口増の港区などからの志願者や入学者も増えています」と広報部長の田中正勝先生は付け加えてくれました。

 いま、中学高校それぞれの生徒数はどれくらいなのでしょうか。
「中学はひとクラス40名で6クラス、高校から6クラス増えて、高校の定員としては1学年480名くらいです。中学校を持つ私立校としては、高校募集の規模が大きな学校だと思います。ただ、中学募集と高校募集はまったく形態も質も違いますので、推薦などもなく、純粋に自分の力でチャレンジしてくる中学受験生(=小学生)は応援したくなりますよね」と田中先生は、中学入試への想いを話してくれました。

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 まだ小学生の延長のような新中1から高3までの6年間で、大きく成長する幅が著しい中高一貫生には、それだけ先生方の期待や楽しみも大きいということなのかもしれません。
「卒業生の進路も、他大学への進学も伸びているとはいえ、日本大学の各学部への進学のバリエーションも増えていることをお伝えしたいですね。そうした幅広い選択ができるスケールの大きさが日大とその付属校の特徴でもありますから」と田中先生は言います。
「たとえば『GMARCH』クラスの大学には、意外と理系の選択肢が少ないのですね。でも日大の理工学部からは、今年も1級建築士の合格者数は圧倒的にトップです。獣医もトップです。つまり日大は悪くないんですよ」と田中先生は伝えてくれました。

 この2~3年の「大学付属校人気」の高まりの理由について、2021年度(2022年1月からの)「大学入試改革」への不安から、という見方をするマスコミ報道もありましたが、実はそれだけではなく、付属校と系列大学までの10年間一貫教育の充実ぶりと"進化"に期待している保護者も増えているのではないかと首都圏模試センターでは考えています。

日大豊山中高の"進化"と展望

日大豊山_

 では、この数年、または10数年の間の日大豊山中高の"進化"は、どういう点に見られるのでしょうか。
「文武両道が際立ってきた面があるように思います。また、進路に関する多様性が生徒の間に増してきたように思います」と松井先生は感じているといいます。
 最近の中学受験生の保護者には、東大とか国立・早慶にこだわる方は減ってきたように感じます。首都圏模試の受験生のご家庭がそうなのかもしれませんが...。
「高偏差値の進学校を狙う受験生が多い進学塾でも、最近は本校へのニーズが増えていると伺ったことがあります」と田中先生も、志向の変化を感じています。
 6年前に校舎が新しくなったことのメリットや、その環境でできるようになったことはどんなことがあるのでしょうか。
「この校舎が立ってからは、各フロアのスペースにもゆとりができたことで、生徒同士がコミュニケーションを取れる場が増えて、精神的にも良くなったかもしれません」と松井先生。
「新しい施設として、いまは校内Wifiの完備などは当たり前のことです。かえって都心にあっても緑が豊かな、そういうところが意外と良いと生徒は感じてくれているかもしれません」と田中先生。
「この学校案内で中庭に集っている生徒の集合写真の片側に日が差しているのが分かりますよね。以前の校舎は「ロの字型」だったので、当時はこうして日が当たりませんでした。そんな違いがあり、とても明るくなったと感じることがあります」と松井先生も言います。

日大豊山_

 相変わらず水泳をはじめ運動部は強いのでしょうか。
「昨年のオリンピックには現役の生徒が競泳日本代表として出場しましたし、インターハイも4連覇中です。サッカーもあとひとつ勝てば全国選手権大会に出場できるというところまで行きました。そういう高校の運動部で活躍している、日大豊山中学校の出身者も多いですよ。水泳では昔は東京都で60連覇以上していたと記録に残っています。
 昨年の高校水泳部のキャプテンだった生徒は、自身もバタフライでインターハイ優勝していたのですが、工学系への進路希望があったので、日大への推薦が決まる統一テストに向けて一生懸命勉強して希望の進路をかなえました。自身の進路に対する考えをしっかり持った生徒も多いですね」と、田中先生は教えてくれました。

 日本大学への推薦進学を決める「統一テスト」の成績などの最近の変化はあるのかどうかもお聞きしてみました。
「それは以前とあまり変わっていません。ただ、何年かに一度は、日大の全付属校でトップの成績をとった生徒もいました」と田中先生。

 今後の進路選択や学校としてのサポート姿勢はどうなっていくのでしょうか。
「日本大学への進路に加えて、他の大学をめざす生徒も、希望の進路がかなえられるように、そのためのサポート体制をつくっていこうと考えています。
 これまでのカリキュラムでは、7時間目まで生徒を拘束して、しっかり面倒を見ようという形でしたが、4月から始まる高校の2022年度の新しいカリキュラムでは発想を切り替えて、生徒が少しゆとりをもって、個々の学習を組み立てていけるような形にします。いま(2022年3月時点)の中3の生徒からですね」と松井先生は、今後の変化について教えてくれました。

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 ちょうどその学年から、大学入試改革も次の段階に入り、大きく変わると言われています。
「当然そこを睨んでいます。その意味で、教員の側も、もう少しゆとりを持って、個々の生徒の学習をサポートしていけるような体制が必要になります。行事の見直しやシェイプアップも必要かもしれません。一人ひとりの生徒が、自分で知識の習得や学習を進められる、スタディーサプリなどのアプリも、合わせて活用していけると良いですね」と松井先生。

 どちらかというと、これまでの手取り足取りの学習指導から、生徒自身の自主的な学びを大切にするようなスタンスの学校が最近は増えてきました。
「生活指導なども、やり過ぎてしまうと、生徒が自分で考えることをしなくなってしまいます。考えさせながら成長や自覚の芽生えを促していきたいと考えています」と松井先生は言います。

今後も日大豊山の情報発信に注目を!

 次年度に向けての広報活動についてもお話を伺いました。
「2020年3月にコロナ禍での休校期間になった際に、学校側から積極的に情報を発信していかないと、不安になった受験生の保護者から、多くの質問が寄せられることが分かりました。『来年の入試は無事にできるのでしょうか?』とか...。そのときに、何かあればこちらから情報をお伝えしますので安心してください、と本校では発信しました。 おそらく、その時期にいち早くZoomで学校説明会を実施したのが本校だったのではないかと思います。当時はまだ、Zoomやウェビナーって何?という段階でしたが...」と田中先生は当時を振り返ります。

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 確かに、どんな情報でもいいから発信してほしいというのが、コロナ禍が続くなかで不安を感じている保護者の痛切な願いだと思われます。
「最初は『いま学校は授業ができていますか?』という率直な質問もありました。幸い本校では4月時点でオンライン授業ができていましたので、5月にはそうした現状をお伝えすることができました。その後も、基本的なイベントは、すべて可能なものはオンラインで実施しました。GoPro(ウェアラブルカメラ)を買って校内風景の撮影を工夫したり...。これから受験する保護者に安心してもらうことが第一と考えました。2021年入試で志願者を増やした理由のひとつだったのではないかと思います」と田中先生。
「その後、学校に来てもらうことが少人数ならば可能になってからは、夏休みに、収容人員200名可能な会場に最初は12組からスタートして学校説明会を行いました。定員の10分の一くらいのディスタンスで、一日4回くらい説明会を重ねてきました。その後も対面の機会は減らしませんでしたが、それでも予約に漏れてしまった保護者向けには、対面とオンラインでのハイブリッドで、説明を聞いてもらえるようにしました。足掛け2年間、そのようにして、できる限り多くの情報をお伝えしてきました。動画を撮影してもらえれば、後でそれを配信することもできますので...」と田中先生は、当時の状況を教えてくれました。

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 夏休み中に、30名くらいの単位で、一日4回、計100回くらい実施したとは、やはり私学のなかでもすごいことだったのではないでしょうか。
「最初は、コロナの感染拡大が心配された2月くらいから、学校動画の撮影など、その後の情報発信に備え始めました。それは、学校にとってだけではなく、受験生と保護者にとってプラスになりましたよね。きっと...。その後も、対面の説明会でお伝えできる以上のことを、Zoomで発信して、それを保護者が見てくださったのではないかと思います。
 護国寺の境内から中継したりもしました。受験生に向けて『護国寺行ったことあるかな?』「はーい!」なんていうやり取りをした後で、『では学校に行ってみよう!』といって撮影しながら、息を切らしながら走って校内を紹介したり...(笑)。それで中1の教室に入ると、わーっと盛り上がったりして...。そういうリアルなライブのなかで、包み隠すことなく学校の雰囲気を見てもらうことができたのではないかと、またその自然な発信に好感を持ってくれた保護者が多かったのではないかと思います。これも男子校だからできたことかもしれませんが...」と田中先生。
 そういうライブ的な発信は、きっと受験生も保護者も楽しかったはずです。
「そういう場面も含めて、学校選びに際して、どれだけ普段の学校の日常を見てもらえるかが大事ではないかと思います。それで、本校のことを良く知ってくれた受験生と保護者が集まってくれたらありがたいですね」

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 来春2023年の入試に向けても、そういう情報発信の基本スタンスは変わらないのでしょうか。
「来年入試に向けても、説明会や学校を知ってもらえる機会は、基本すべてハイブリッドで行っていこうと考えています。
 リアルな体験では、昨年は11月~12月に入試説明会をしましたが、そこでは子どもたちには国語と算数の入試体験をしてもらっています。その後に答え合わせをして、解説をするという...。その一方で、親御さんに向けては、資料を渡して、親向けの説明を行いました。

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> 本当ならアリーナで一堂に集めて行いたいところですが、感染対策で大きな会場が無理ならば、せっかくなので実際に入試が行われる試験会場の教室の様子を知ってもらえるようにしました。それも保護者に喜ばれたのではないかと思います。さらに、これを家庭でご家族一緒に見られるように、動画のアーカイブを用意しました。保護者と受験生とでそうした時間を共有してもらえたのではないかと思います」と田中先生は、その手応えを来年に向けても生かしていきたいと考えています。
「また、こうした情報発信を、本校の放送部の高3の生徒が手伝ってくれました。その生徒は大学も希望の進路が決まって、大学入学後も手伝ってもらいたいと誘っています。そういう生徒がいてくれることが嬉しいですね」と田中先生は笑顔で教えてくれました。

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 とくに2022年4月からの新小学校6年生は、3年間コロナ禍で受験準備をしていかないとならない学年なので、何か子どもたちと保護者への励ましや安心材料になる情報発信や、学校を知る機会をいただけると、それは大変ありがたいことです。
 ぜひ、今後の日大豊山から、積極的で愉快な情報発信に注目していきたいと思います。

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