浅野中学校(神奈川・男子校)25年入試レポート
浅野中学校の開場は7時00分ですが、受験生と保護者は6時45分頃に「新子安」駅に到着。緊張した面持ちの受験生やその背中を支える保護者が見られました。改札を出ると、在校生が笑顔で温かく誘導し、安心感を与えていました。<取材:ミライクリエ菅原>
いざ試験会場へ 坂を上る姿に見る希望
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開場前から、受験生と保護者はすでに列を成し、7:00の開場時刻にあわせて待機していました。平日の月曜日にもかかわらず、多くの父親が受験生に付き添っており、家族の強固な支援が感じられました。
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学校の教職員や在校生による案内のもと、受験生と保護者は校門から受付までの坂道を登りました。その様子は、合格を目指して確実に前進する姿を象徴し、緊張感と期待感が入り混じる雰囲気が漂っていました。
緊張の朝
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受験生と保護者はそれぞれの受付に向かい、受験生は緊張した面持ちで試験会場に進みます。受付では在校生から試験会場が記載されたプリントを受け取ります。一方、保護者も「おはようございます」と明るく挨拶しながら、同様に本日のご案内のプリントを受け取りました。
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7時15分を過ぎると、人の流れが急増し、先生や在校生の案内の声が一段と大きくなりました。受付の締切は午前8時で、2025年の出願者数は1711名。受験生とその家族を合わせと、3000名以上が学校に訪れます。しかし、先生や在校生たちの手際の良い案内により、混乱はなく、スムーズに進行しました。
この日の雰囲気は、受験生とその家族にとって安心感をもたらし、緊張感と期待感が入り混じる中、受験の準備が着々と進んでいる様子が印象的でした。新たな挑戦への一歩を踏み出す重要な瞬間が、ここにあったのです。
新たな挑戦への一歩
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受験生たちは、試験会場へ向かうために保護者と別れの時を迎えます。保護者は、心配と期待の入り混じった表情で「頑張ってね!」と声をかけ、手を振って受験生を見送ります。その姿には、子どもへの愛情と応援の気持ちが込められています。
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試験会場へ向かう通路では、在校生たちが受験生を丁寧に案内しています。彼らは、受験生が緊張しないように明るい声で「頑張ってね」とエールを送ります。この温かい言葉に、受験生たちは少し安心し、「ありがとうございます」と笑顔で返事をしたり、うなづいたりしながら進んでいきます。
試験会場の扉が近づくにつれて、受験生たちの心には期待と緊張が募りますが、周囲の温かいサポートに勇気をもらい、しっかりとした足取りで試験会場へと入っていきました。この瞬間は、彼らにとって新たな挑戦の始まりを象徴する重要な一歩です。
旅立ちを支える保護者控室の風景
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受験生が多い浅野中学校では、受験生を見送った保護者たちは、来た道を戻るのではなく、試験会場の脇にある通路を利用して控室や校門の方へ進みます。控室は体育館に設けられております。正面の大きなスクリーンでは、当日の諸注意や合格発表、入学手続きについてのアナウンスが流れ、保護者たちはその情報を真剣に受け止めています。
この場所には、受験生を試験会場へ送り出した後の安堵感が漂っています。保護者たちの表情には、緊張と期待が入り混じり、子どもたちの頑張りを信じる気持ちが感じられます。控室でのひとときは、受験生たちの運命を見守る大切な時間となり、彼らの新たな旅立ちを応援する場としての役割を果たしています。
静まり返った試験会場での決意
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試験会場の教室では、受験票の確認と諸注意が行われました。受験生たちは緊張した面持ちで教室に集まり、憧れの浅野中学校での試験に臨む特別な瞬間を実感しています。教室の雰囲気は静まり返り、受験生たちの集中力が一層高まっている様子が伺えます。試験官からの説明が始まると、彼らは真剣な表情で耳を傾けていました。この特別な教室での試験を通じて、自らの可能性を信じ、新たな未来へと進む準備を整えています。
浅野とは
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浅野中学校高等学校は中高一貫校であり日常の授業を最優先としています。入学早期から予習・復習の習慣を身につけさせ、部活動への加入率も高く、勉強と部活動の両立を支援するために補習や追試、夏期講習を実施しています。数学の授業では少人数制を採用し、個別指導を行い、生徒全員に目が届く体制を整えています。また、視覚・聴覚を活用した授業が行われ、模擬国連やプレゼンテーション発表など、生徒が主体的に学ぶ機会が豊富です。さらに、「教養講座」を通じて、教科の枠を超えた多様なテーマで自由な議論や実習が行われ、生徒の興味を引き出しています。全教室にはプロジェクターや電子黒板が完備され、最新の教育環境が整っています。これにより、浅野中学校高等学校は生徒の学力向上と真の教養を育む教育を実践しています。