【聖和学院髙等学校】データサイエンス4つの新コース始動
聖和学院髙等学校は、「聖和発 未来へ向かって共創力」をモットーに、卒業生が未来を見据えて社会で活躍できるよう進路指導を行っています。2025年度から高校1年生向けに4つの新コースを設けます。
my SPECIAL ONE(2024年8月発行)
首都圏模試センターが発行する『my SPECIAL ONE』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導(入試システム)のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立中学校・高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えしたいと思います。今回の記事についても、この情報誌と連携しております。ぜひ、ご期待ください。
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聖和学院とは
聖和学院は、逗子市にあるキリスト教精神を教育の柱としている女子校で、「温順・勤勉・愛」の精神を基に社会の課題に取り組む女性を育成しています。1942年に創立者の武藤功が湘南女学塾を設立して以来、80年にわたり教育を行ってきました。SDGsやダイバーシティなどの現代の課題に対応しつつ、一人ひとりの個性を最大限に花開かせることを大切にしています。自ら考え行動する自主性、仲間を尊重し協働する真のリーダーシップを育みます。
データサイエンスのスキルを身につける新コース
聖和学院は、未来に向けて共に発想・創造する「未来共創力」をテーマに、卒業生が社会で未来を構想する力を育む進路指導を行っています。現代社会で重要視されているコミュニケーション能力やデータ分析力の充実を目標に、2025年度から高校1年生向けに4つの新コースを設置します。この新しいカリキュラムは、理系・文系を超えた文理融合の学びを提供し、データサイエンスのスキルを身につけることを目指しています。
英語科(グローバルコース)
英語科(グローバルコース)には、グローバルサイエンスコースとグローバルプレップコースの2つがあります。
グローバルサイエンスコースは、国際的に活躍する女性を育成するために設立された聖和学院の教育プログラムです。このコースでは、英語力を強化するとともに、統計学や情報の基礎を学ぶ新しいカリキュラムを導入し、大学のデータサイエンス授業に備えます。目指す進路は国公立や早慶上智の理学・工学・医学・薬学部です。
グローバルプレップコースは、英語力を中心に難関大学の入試合格に向けた学力を養成します。このコースでは、文系学部でも必須となるデータサイエンスの授業に対応できるよう、統計学や情報の基礎も学びます。目指す進路は国公立や早慶上智の文系学部です。
普通科(リベラルコース)
普通科(リベラルコース)には、リベラルサイエンスコースとリベラルプレップコースの2つがあります。
リベラルサイエンスコースは、国際的に重要なダイバーシティに注目し、世界で通用する女性を育成します。統計学や情報の基礎を学ぶことで、幅広い進路選択にデータ分析の視点を養います。目指す進路はGMRCHクラスの理学・工学・医学・薬学や文理融合型学部です。
リベラルプレップコースは、ダイバーシティを重視し、人文学・芸術・自然科学・社会科学など幅広い進路選択に向けて、統計学や情報の基礎カリキュラムを取り入れています。これにより、一人ひとりの個性と学力を伸ばし、GMRCHクラスの文系学部を目指します。
防災と環境保護の関係を考える~聖和学院のプロジェクト発表~
湘南青少年環境会議in逗子2024は、中高生が環境問題に取り組む活動報告を行い、環境省職員と意見交換をして国の政策に反映させることを目的に開催されました。聖和学院は防災・減災プロジェクトを発表し、気温上昇と豪雨による水害の関連性を指摘し、二酸化炭素の抑制が命を守ることに繋がると主張しました。桐ケ谷覚逗子市長は生徒たちの活動を評価し、環境問題を自分事として捉える重要性を強調しました。参加13校はプレゼンテーションとディスカッションを通じて神奈川県の環境問題解決に貢献しました。逗子開成中学校・高等学校と聖和学院の生徒が総合司会を務めました。この会議は地域の環境問題への理解と解決策を深める有意義な機会となりました。
DXキャンプで創造力を育むデジタル制作体験
聖和学院の高校1年生は、2024年7月17日にDXキャンプでRaspberry Pi400とPROCを使ったプログラミング教育を受けました。午前中は「CSSを書いてみよう」というデジタル制作活動を行い、フォントサイズや色、レイアウトをアレンジしてレストランのWEBメニューをデザインしました。また、桃太郎のお話をサウンドエフェクトを使ってシナリオドラマにし、最後にはランキングサイトを作成してお互いの作品を楽しみました。生徒たちは「最初は難しかったが、説明がわかりやすく興味深く取り組めた」「PCに触れるのが楽しいとは思っていなかった」「ラズパイを使ってもっとデジタル制作をしたい」と好意的な感想を寄せています。DXキャンプは将来のIT人材育成に力を入れる活動の一環です。
世界へ羽ばたく学び English Camp 2024
2024年7月19日から開催されたEnglish Campでは、生徒たちが世界の教育課題に挑む決意を開会式で表明しました。初日にはオーストラリアのGriffith大学のAngel講師によるオンライン講座が行われ、国際的な教育問題について学びました。2日目から湘南国際村に移り、「質の高い教育」をテーマに模擬国連の研修が開始。各国の大使として教育水準向上の提案作成とスピーチコンテストが実施されました。3日目には提案内容のリハーサルを行い、最終日に模擬国連の本番が行われました。4日目のクロージングセレモニーでは、講師たちからの称賛と共に生徒たちの成長が評価され、キャンプは大成功を収めました。
2年連続で首都圏総合第2位を受賞
聖和学院は、週刊ダイヤモンドの【中高一貫校 学力伸長度ランキング】において、2年連続で首都圏総合第2位を受賞しました。このランキングは、2023年4月15日・22日号および2024年4月6日・13日号に掲載されました。聖和学院は、英語力の向上だけでなく、グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指しています。一人ひとりの生徒と向き合い、共に成長できる環境を提供し続けることを使命としています。この結果は、学院の取り組みが評価されている証拠であり、これからもさらに高い目標を目指していくことでしょう。