【日出学園高等学校】留学が生徒にもたらす成長の機会と未来

首都圏模試センターが発行する『my SPECIAL ONE』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導（入試システム）のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立中学校・高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えしたいと思います。今回の記事についても、この情報誌と連携しております。ぜひ、ご期待ください。

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日出学園は、千葉県市川市に位置する私立学校で、1934年の創立以来、質の高い教育を提供しています。校訓『誠・明・和』は、至誠を基とし中正の道を尚ぶこと、明朗快活にして責任を重んずること、和衷協同して苦楽を共にすることを意味し、90年にわたり受け継がれています。少人数制教育を採用し、生徒一人ひとりにきめ細やかな指導を行い、個々の特性や進路に応じた学びを実現しています。計画的なカリキュラムを提供し、基礎学力から応用力までをバランスよく育成します。特進コースも設置され、大学進学を目指す生徒に高度な教育を提供しています。部活動も充実しており、文化部や運動部の多様な選択肢が生徒の興味や才能を伸ばす機会を提供します。

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日出学園の留学や教育方針について、広報部長石川先生にお話をうかがいました。

「日出学園と他校の留学制度の大きな違いは、個別対応の自由度です。留学は海外旅行とは異なり、深い意義があります。一人ひとりの留学の目的が異なるため、自らエージェントを探し、留学の意義を明確にすることが重要です。エージェント探しもサポートしますが、必ず5つ以上の選択肢を提示します。また、生徒が悩んだ際には、留学のエントリーシートなどを使って、本当に留学したいのか、その意義や目的を確認します。各個人が再確認し、納得の上で進めることが大切です。日出学園では、個人の意思を尊重し、サポートを行います。」

「日出学園では、留学プログラムの責任を個人に任せるものの、完全に関与しないわけではありません。学校は書類作成やカリキュラム比較などの重要な役割を果たし、サポートを提供します。必要な書類として、英文の成績証明書や推薦書が学校によって作成されます。また、単位が認められるかどうかのカリキュラムの比較も学校が関与する部分です。多くの場合、単位は認められますが、まれに認められないケースもあり、その際には再検討が行われます。特に留学先で授業を受けていない場合や、スポーツのみの留学の場合、単位が認められないことがあります。1年間の留学プログラムには、ロングとショートの両方があり、3ヶ月から6ヶ月の期間で留学することが一般的です。日出学園では、留学中の学生の成績や単位についても学校は関与し、学年が下りないようにするための調整が行われます。」

「留学を希望する生徒の中には、語学研修を目的とする生徒が多くいます。英語を話せるようになりたいという動機で留学を希望する生徒は、日出学園中学校から内部進学をしてきた生徒や日出学園高等学校から入学した生徒の両方に見られます。最終的には、留学を通じて語学力の向上だけでなく、国際的な視野を広げることも目的とされています。実際に、長期留学と短期留学のどちらが多いかについては、どちらも同じぐらいの数であり、それぞれに異なる特徴があります。費用面での制約がある場合には、短期間の留学が選ばれることが多いです。また、留学先での生活費や学費についても考慮する必要があります。留学プログラムには、学校と提携しているエージェントや企業との協力が不可欠といえます。例えば日出学園では、留学支援の企業と提携し、春休みの短期間でマレーシアに行く留学プランを提供しています。アジア諸国への留学は、今後ますます増えることが予想され、特別なプランを組むことが求められます。」

「留学を通じて得られる経験は、学生たちにとって大きな成長の機会となります。帰国後、もう一度留学を希望するリピーターも多く、留学経験を活かして自分の将来を考える生徒も増加しています。日出学園としては、留学を希望する学生たちを支援し、夢をサポートすることが重要です。学生たちに自らの目標に向かって進むための選択肢を提供し、より良い環境でチャレンジできるようにすることが学校の使命です。」

「『学びのすべてはあなたのものに』。これは、学びの多様性と生徒の成長を象徴する日出学園が大切にしている言葉です。この言葉には、生徒一人ひとりが自ら選び、学び取る力を育むという意味が込められています。教職員はそのサポート役であり、さまざまな機会を提供しながら、生徒が自分で選び取る力を尊重します。また、日出学園は「第２の我が家」として、生徒を家族のように応援し、好きなことに挑戦する場でありたいと考えています。実際、多くの卒業生が学んだことの価値に気づき、学校に報告しに戻ってくることが多いです。学びの機会が後になってからでも自分のものになるという考え方が、日出学園の魅力です。忍耐強く見守り、気づいたときに戻れる場所を提供するのが学校の役割と考えています。」