私学セレクト20 パート5(2024高校受験情報誌 my SPECIAL ONE 特集より)
首都圏模試センターが発行する『my SPECIAL ONE』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。特集記事「高校入試に新風を吹き込む”希望の私学”セレクト20」について、ご紹介します。
my SPECIAL ONE(2024年8月発行)
首都圏模試センターが発行する『my SPECIAL ONE』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導(入試システム)のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えします。
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高校入試に新風を吹き込む”希望の私学”セレクト20
スマートフォンやAIなどのテクノロジーの進化は、私たちの仕事や生活を一変させました。これからの教育では、習熟度や学力別編成よりも、生徒自身が主体的に学ぶ新たな「学びのスタイル」が重要です。先進的な私立高校では、個々の生徒の自主性・主体性を引き出す教育が進化しています。内申点や偏差値にとらわれず、自分が興味を持てる私立高校を探し、思い切ってチャレンジしてみましょう!
今回は、「2024高校受験情報誌 my SPECIAL ONE」特集記事の一部から、日出学園高等学校(千葉・共学校)、文京学院大学女子高等学校(東京・女子校)、和洋九段女子高等学校(東京・女子校)、N高等学校(通信制・共学校)をご紹介いたします。
日出学園高等学校(千葉・共学校)
生徒一人一人の夢をサポートするために
日出学園高等学校では、「情報」の授業としてICT “で” 教え るのではなく、ICT “を” 教えることを重視しています。
1. 生徒も試行錯誤するICT
2. 学校でも当たり前に、日常の延長としてICTが使える環境 へ
3.ICT を知ることは、ヒトを知ること
4.ICT の導入の先にあるICTのいらない学校
「英語」の授業では、将来に役立つ英語を身につけるために 各種試験を知る必要があります。「英検」、「GTEC」、「TOEIC」、 「TOEFL」、「IELTS」、「Cambridge English」など多くの英語 資格試験が存在します。試験の数が多くなると負担が増えるのは、 子供も大人も同じです。
「TOEIC」や「TOEFL」を受験することで、多くの英語資格試 験を知ることができます。これらの試験がどのように関連している のかを知ることで、さまざまな試験に対応できるようになります。 日出学園ではそのことを生徒に伝え、受験することで生徒自身が 理解を深めます。スコア(点数)は生徒たちに求めていません。 まずは経験することが大切です。経験を積み、それを今後に活か していくことが、今後の人生において最も重要となるのです。
写真:情報科授業の様子
文京学院大学女子高等学校(東京・女子校)
軽やかに国境を越える。 描くのは、私だけのストーリー
創立以来、時代に先駆けた教育を志した教育活動を行っています。 1965年に創立者の島田依史子が欧米に海外教育視察へ行った時か ら、国際社会で必要とされる女性の育成を目指して教育に取り組んで きました。近年は、英語運用能力の伸長だけでなく、グローバル社会 に対応できる力を育むことを目的とした「英語が日常にある環境」を 整えることを目指してきました。
ネイティブ教員の学年担当制やW担任制(高校国際教養コースS クラス)、英語以外の授業を英語と日本語で学ぶコラボ授業、ネイティ ブ教員の専門性を生かした国際塾など、多様な学びの機会があります。 また、世界5カ国8校とのMOU協定を締結したことによって、語学 研修や留学も安定的に行われています。近年は、海外大学進学を目 指す生徒を支援する海外推薦入学協定校(セントベネディクト大:ア メリカほか5大学)も充実、2023年度はIE University(スペイン)、 Boston University、Monroe college(アメリカ)などに合格しています。
2012年にスーパーサイエンスハイスクールとして文部科学省から指 定を受けて以来続くPrincess Chulabhon Science High School(タイ) との科学交流は、文京学院の科学教育・探究活動・グローバル教育 が融合した成果を発揮しています。研究成果を英語でプレゼンテーショ ンし、質疑応答までを行う経験がISEF2023材料科学部門4等入賞 に結びつきました。
写真:ISEFの様子
和洋九段女子高等学校(東京・女子校)
和洋九段のグローバルコースでは、海外帰国生など英語を流 暢に話せる生徒と、もっと上達したいという生徒、どちらも共に 学ぶことが可能です。英語の授業についてはレベル別に行い、ア ドバンスト( 上位)クラスではオールイングリッシュで展開します。 一方インターミディエイトクラスでは、文法などは日本語も交えて 行いますが、段階を踏んでオールイングリッシュに移行します。
また、和洋九段の実践する「ルーブリック」とは、和洋九段が 育成したいと考える人物に近づくための課題を表しています。こ のルーブリックに沿って、各教科・単元それぞれの課題と課題を 評価する観点。基準が示されています。これにより、主体的に知 識を獲得し、論理的に物事を解決する人材を育成します。
写真:PBLの様子
N高等学校(通信制・共学校)
全国どこからでも学ぶことがきる世界最先端のオンライン学習
N高は、単位制・通信制過程(広域)を採用しており、全国どこからで も学ぶことができる新しい形の高校です。このシステムにより、生徒は自分 のペースで学習を進めることができ、個々のライフスタイルや学習スタイルに合わせた柔軟な教育が提供されます。
まず、単位制とは、学年に縛られることなく、必要な単位を取得すること で卒業を目指すシステムです。これにより、生徒は自分のペースで学習を進 めることができ、得意な分野を深く学ぶことが可能です。また、苦手な科目に対しても、じっくりと時間をかけて取り組むことができます。
通信制過程(広域)という観点では、N高はインターネットを活用した オンライン学習が中心となります。生徒は自宅や好きな場所から授業に参加 でき、全国どこからでもアクセス可能です。これにより、地理的な制約を受 けることなく、高品質な教育を受けることができます。また、映像学習から レポート提出までをオンライン学習プラットフォームを通じて行うようになっ ており、パソコンやスマートフォンを使っていつでも好きなときに自分のペー スで学習を進めることができます。
N高のカリキュラムは非常に多様で、一般教養科目から専門科目まで幅 広く提供されています。生徒は自分の興味や将来の目標に合わせて科目を 選択し、個々の学びを深めることができます。また、プロジェクト型学習や企業との連携プログラムを通じて、実践的なスキルを身につける機会も豊 富です。これにより、生徒は実社会で役立つ知識や技術を習得し、将来のキャ リアに備えることができます。
さらに、N高では、生徒一人ひとりの学習をサポートするための充実した サポート体制が整っています。専任のメンターと呼ばれるスタッフが、生徒 の学習進捗や悩みをサポートし、個別の相談にも対応しています。これによ り、生徒は安心して学習に取り組むことができ、自分の目標に向かって着実 に進むことができます。
N高は、未来を見据えた教育を提供し、生徒一人ひとりの可能性を最大 限に引き出すことを目指しています。柔軟な学習環境と多様なカリキュラム、 充実したサポート体制により、生徒は自分のペースで学び、成長することが できます。N高での学びを通じて、未来への一歩を踏み出しましょう。