【京華女子高等学校】人の中で、人を磨く
京華女子中学・高等学校(東京都文京区)は、人との関わりあい、社会とのふれ合いの中で、「共感力・グローバル力・学力」を総合的に高め、豊かな人間力へと昇華させる教育を目指しています。今回は、高校を中心にご紹介いたします。
my SPECIAL ONE(2024年8月発行)
首都圏模試センターが発行する『my SPECIAL ONE』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導(入試システム)のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立中学校・高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えしたいと思います。今回の記事についても、この情報誌と連携しております。ぜひ、ご期待ください。
(写真)『my SPECIAL ONE』2023年版表紙
京華女子とは
京華女子中学・高等学校は、人との関わりあい、社会とのふれ合いの中で、「共感力・グローバル力・学力」を総合的に高め、豊かな人間力へと昇華させる教育を目指しています。そして、他者とつながりながら、個性や可能性を開花させる体験型の学びを実践しています。
普段の授業や行事など、あらゆる場面で仲間と協力する中で、相手を受け入れる姿勢や相手を尊重する心を育みます。
・高校の「探究Ⅰ・Ⅱ」の授業(考え方や話し合い方を学ぶ問題解決学習)
・KEIKA SDGs PROGRAM(社会問題を自分のこととして捉え、解決策を考える)
・充実した部活動と学校行事
豊かな語学力と国際感覚を身につけ、英語を用いて自分の考えや意見を発信できる力を伸ばします。
・高1~高3オンライン英会話(毎週30分のマンツーマンレッスン)
・放課後の中国語・フランス語講座(週1回高校生の希望者選択制)
・体験型グローバルプログラム(海外研修・長期留学・語学研修)
・海外大学進学協定校推薦制度(アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの約70大学と協定)
基礎学力の徹底はもちろんのこと、習得した知識を活用できる機会を設けることで思考力、応用力を養成。夢の実現を見据えて、志望校進学を手厚く支援します。
・きめ細やかな進路指導
・自学自習ツール「スタディサプリ」
・放課後の大学受験講座
・高校2年夏休み成田進学教室(勉強合宿4泊5日)
・夏期講習/冬期講習
2024年新校舎完成!
京華女子中学・高等学校は2024年度より校舎を移転し、京華学園三校が1つのキャンパスに集結しました。これを機に京華女子は、普段の授業は女子教育の長所を生かし女子だけで行い、教育的効果があると考えられる活動では他校の生徒(男子校生徒や商業高生徒)との交流を図ります。それにより女子校と共学のメリットを融合させた「先進的な女子校」として大きく進化します。
キラキラ輝く『KSC (Keika Seek CLUB)』
京華女子には、KSC (Keika Seek CLUB)と言う、有志メンバーで集まったプロジェクトがあります。主な活動内容は、学校説明会の運営です。学校説明会というと、学校の教員が主として運営し、時に生徒たちがお手伝いをするという形はよく見かけますが、京華女子のKSCに関してはそうではありません。彼女たちは京華女子の学校説明会に関する新規企画立案から、受付・案内・司会等全てを基本生徒たちが担い、生徒が主役となって学校説明会を実施しています。
なぜ、KSCという有志団体で彼女たちは活動しているのか、実際のKSCメンバーに尋ねると、共通していたのはKSCが目指すコンセプトの「こんな自分を変えたい!」に共感し「発表や人前で話すことが苦手だから、そんな自分を変えたい!」、「自分の考えていることを表現できるようになりたい!」「メンタルをもっと強くして、みんなを引っ張れるようなリーダーになりたい!」など【こんな自分になりたい】と思える像に対し、KSCの活動を通して近づこうとしていました。実際に活動を通して変化もあったそうで、「KSCのプロジェクトに参加したことで、初めて会う人とコミュニケーションが抵抗なく取れるようになったり、学校の授業でのグループワークでも相手の立場に立って物事がより考えられるようになった。」と本当に嬉しそうに話してくれました。
入試広報担当の山岡先生が「KSCの活動は、教師が生徒にこうしなさい。と指示することは一切ありません。子どもたちがやりたいと思う説明会の形や、受験生たちに伝えたい思いを表現する場であると言うことを目指しています。」と語ってくださった通り、彼女たちはKSCの活動を通してこれからの社会で必要な“自ら考え行動する力”を学校生活の中で自然と、そして何より楽しく身につけていました。もちろん企画立案したものが通らないこともあるそうですが、案内した受験生の親子の方が喜んでくれる顔を想像して、参加者に喜んでもらえるワクワクするような説明会を作りたいと熱く語ってくれました。
ぜひ一度、京華女子の説明会でキラキラと輝く彼女たちの姿を見に行ってほしいと思います。
一人一人が「向き合う」京華女子の授業
京華女子の授業では、教師が一方通行で教えるっていう教え込みの授業ではなく、生徒たちから考える主体性のある授業を心がけており、学び合いの時間を大切にしています。誰一人、授業についていけないことのないように、ひとつの問題について じっくり話し合うことが出来ます。つまり、テストのための授業ではないということです。10年後20年後たくましい社会人になってほしいと強く願ってこの授業を展開しています。