【紹介】世界基準の英語力~全国トップクラスのさいたま市の教育は何が違うのか~
「学校教育だけでは英語を話せるようにならない」「単語や文法の学習が中心で英語が嫌いになる」―そんな従来の学校教育のイメージを覆す「これからの時代に本当に必要な教育」のヒントが満載です。
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おうちでも簡単に実践できる「さいたまメソッド」
文部科学省「英語教育実施状況調査」の「中学生の英語力(都道府県・指定都市別)」で4回連続日本一を実現したさいたま市。その教育に注目が集まっています。
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの技能(4技能)を発達段階に合わせてバランスよく身に付け、単なる言語の運用にとどまらず、「グローバル社会を生き抜く力」を重視した「さいたまメソッド」。
前教育長がそこに至る軌跡と本質をすべて公開します。さらに、家庭で取り組める環境づくりや学びのコツも具体的に詳しく解説。移住しなくても、おうちで簡単に「さいたまメソッド」が実践できます!
「学校教育だけでは英語を話せるようにならない」「単語や文法の学習が中心で英語が嫌いになる」―そんな従来の学校教育のイメージを覆す「これからの時代に本当に必要な教育」のヒントが満載です!
グローバル社会で生きてゆくヒント
「第7章 国際人として歩み始めた子どもたちへ」では、教育界(アカデミア)と経済界の視点からこれからの英語教育を考える対談を2本掲載、変化の激しい時代のグローバル社会で生きてゆくヒントがちりばめられています。
・東京大学公共政策大学院 教授 鈴木 寛×細田眞由美
・日本マイクロソフト株式会社 執行役員 中井陽子×細田眞由美
さいたま市前教育長である細田眞由美さんが「世界の分断が進む今、子どもも大人も、多様性を理解し繋いでいく態度と言葉を持っていくことが大切」という思いをこめて書き上げた著書、ぜひご一読ください。
はじめに
序章 「世界基準の英語力」の原点
第1章 全国トップクラスの英語力をどう実現してきたのか
第2章 仕組みから変えた公立学校10万5000人の英語教育「さいたまメソッド」
第3章 先行き不透明な時代にグローバル基準の教育を求める
第4章 小・中・高12年間の連続性を重視した「世界基準の英語力」を育むために
第5章 家庭で取り組む英語環境づくり「さいたまメソッド」
第6章 「世界基準の英語力」を武器にした子どもたちのチャレンジ
第7章 国際人として歩み始めた子どもたちへ
終章 ビヨンド・さいたま―さいたま市を超えて日本中の皆さんと考えたいこと
【細田 眞由美】(ほそだ まゆみ)
前さいたま市教育長・うらわ美術館館長・東京大学公共政策大学院講師・兵庫教育大学客員教授。埼玉県立高等学校英語教諭、埼玉県並びにさいたま市教育委員会、さいたま市立大宮北高等学校校長を経て、2017年6月より2023年6月までさいたま市教育長を務める。文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会臨時委員、経済産業省産業構造審議会教育イノベーション小委員会委員、国立教育政策研究所評議委員会評議員、スポーツ審議会委員、日本ユネスコ国内委員会委員、などを歴任。兵庫教育大学大学院学校教育研究科教育実践高度化専攻専門職学位課程修了。著書に『コロナ禍の学校で「何が起こり、どう変わったのか」』(東信堂)、『地域スポーツ政策を問う 新しい地域スポーツへの挑戦』(ベースボール・マガジン社)。