宝仙学園共学部理数インター 2/1午後【新タイプ入試】レポート
▲宝仙学園中学校共学部理数インター 入試「理数インター」の様子
プレイヤーズ・ファーストの「知的で開放的な広場」を目指している宝仙学園中学校共学部理数インター。多彩な入試を実施することで、校内は多様な生徒との出会いの機会が広がっています。2024年2月1日午後に行われた多彩な【新タイプ入試】をお伝えします。
多彩な【新タイプ入試】
2科・4科と新4科特別総合入試、適性検査、リベラルアーツ、AAA(世界標準)、グローバル、読書プレゼン、オピニオンといったプレゼン型、入試「理数インター」というアクティブラーニング(AL)型などの入試を行う宝仙学園中学校共学部理数インター。日本一入試方法が多い中学です。多彩な入試だからこそ、受験生にぴったりの入試が見つかります。
いざ試験会場へ
2月1日午後は天気に恵まれました。4科特別総合入試、リベラルアーツ、AAA(世界標準)、グローバル、読書プレゼン、オピニオンといったプレゼン型の入試、入試「理数インター」というアクティブラーニング(AL)型の入試が実施されます。
▼集合場所である体育館の入口では、在校生のスタッフが元気な挨拶でお出迎えがありました。
▼13時50分〜14時30分までが集合時間ですが、午前入試のあと、控室を開放しているので、暖かい校内でお昼をいただくこともできます。暖房があり暖かい体育館。その中には、入試区分ごとにブロック分けされた受験生のスペースがあり、在校生のスタッフがご案内。また、保護者用のスペースも広くとられています。
▼在校生のスタッフの先導により、各試験会場へ出発します。富士晴英校長の受験生一人ひとりにむけたあたたかいお声がけが印象的でした。
在校生・校長先生から受験生の保護者にメッセージ
▼はじめに、富士晴英校長と在校生による受験生の保護者にむけたメッセージ。富士校長から在校生にたずねます。お題は、「試験終了後にかけてほしい言葉、言われたくない言葉」。4人の在校生からは、おのおの自分の言葉で表現。共通していたのは、「試験の出来不出来を聞かれるのではなく、『お疲れ様』とただ言われたのがすごくうれしかった」ということ。リハーサルなしだったにも関わらず、在校生は明るくお話をしてくれたことで、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
▼その後、富士校長より、宝仙理数インター流望ましい中学生像・高校生像など同校の教育において大切にしていることを語ってくれました。
入試の様子をレポート!
▼新4科特別総合入試では、4教科総合問題で出題されました。14:45~15:45の60分間、集中して試験を受けました。
▼プレゼン型の入試、アクティブラーニング(AL)型の入試の受験生がまず行っていたのは、「日本語リスニング」。試験時間45分の中で、はじめと真ん中で2分から3分程度の音声問題を聴いて、問題用紙の出題に答えていきます。メモを取ることは自由です。聴いて話の意図を理解することが重要となります。
さまざまなプレゼン型入試
▼日本語リスニングの後、リベラルアーツ、AAA(世界標準)、グローバル、読書プレゼン、オピニオンといったプレゼン型の入試では、事前準備をしてきたプレゼンテーション5分と質疑応答15分を個人単位で実施。受験生たちは緊張感がありつつも目が輝いていたことが印象的でした。
アクティブラーニング(AL)型の入試「理数インター」
入試「理数インター」は、コラボレーション(協働学習)・プレゼンテーション(表現力)・ラーニング(学び方)の視点での試験で、90分間のグループ活動です。日本語リスニング試験の後、実施されました。
▼スタートは、「アイスブレイク」。グループごとに実施しました。はじめてのメンバーにも関わらず、積極的に笑顔でコミュニケーション。すぐに仲間になりました。
▼つづいて、本日のテーマの発表。テーマは、『学び舎の仲間と行く、「思い出に残る国内卒業旅行」を大学生に提案をするです。さまざま条件があり、その説明もうけました。
▼いざ、グループワーク開始。iPadや地図帳、渡されたQRコードをもとに調べ、アイデアを出し合い、話し合いを重ねていきます。
▼アイデアが固まってきたら、グループプレゼンの準備をします。事前に提示されている発表に入れてほしい項目も意識しながら、協力しあい作成していきます。
▼いよいよグループプレゼンの時間です。作成したポスターをもとにメンバー全員が役割分担のもと発表しました。発表後は拍手が自然と起こり、お互いの健闘を称えあいました。
宝仙学園共学部理数インターとは
宝仙学園中学校共学部理数インターは、東京都中野区に位置する中学校です。「知的で開放的な広場」を目指しています。生徒はプレイヤー、教員はコーチ、保護者はサポーター、卒業生は後輩のために一肌脱ぐ兄貴と姉貴という役割を持ち、学校の目標は、生徒が自己肯定感を持つことです。そのために、好きなことを好きなようにやり、他者から評価される経験を積むことが重要だと考えています。また、「理数インター」という教科を設けており、物事を論理的に考える力(理数的思考力)、心と心を通わせる力(コミュニケーション能力)、自分の意見や考えを多くの人の心に響くように発表する力(プレゼンテーション能力)の3つの力を育成しています。