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受験情報ブログ

文京学院大学女子中学校 2/1午後【新タイプ入試】レポート

文京学院大学女子中学校「探究プレゼン型入試」「英語インタラクティブ入試」が実施されました

▲写真:文京学院大学女子中学校「探究プレゼン型入試」の様子


「自立と共生」を教育理念に掲げ、時代に先駆けた教育プログラムを取り入れ、人気を博している文京学院大学女子中学校高等学校(東京都文京区)。そんな文京学院大学女子で、2月1日(木)午後に行われた、【探究プレゼン型入試】と【英語インタラクティブ入試】をレポートします。

受験生の得意が活かせる文京学院大学女子の「新タイプ入試」

文京学院大学女子中学校では、子供たち一人ひとりの得意を活かして臨める「新タイプ入試」を実施しています。2024年度は【探究プレゼン型入試】と【英語インタラクティブ入試】が行われました。

▼会場に到着した受験生たちは少し緊張した表情。そんな表情の受験生たちを、スタッフの生徒や教員があたたかくお出迎えしていました。

▼また、温かい飲み物も生徒、保護者へ準備がされておりそこには在校生からの応援メッセージも付けられていて、それを見た受験生たちは少し顔がほころんでいました。

▼案内をしていた在校生に話を聞くと、自分の入試の時も先輩に案内してもらって嬉しかったので、入試に向かうパワーになったので同じように温かく迎えてあげたいと話してくれました。

▼受付をし終えると、控室に案内されます。文京学院大学女子では、午前入試の終了後も控室を終日開放しているため早めに来た受験生と保護者も、暖かい部屋で本番まで待つことができます。学校全体で受験生と保護者へサポートしています。

▼時間になると受験生が試験会場へ向かいます。試験会場に向かうわが子に「頑張ってね」「大丈夫だよ」と声をかけて送り出し、その背中が見えなくなるまで見守る保護者の姿に、ここまでの親子の歩みを感じます。

探究プレゼン型入試

「事前に出されたテーマに沿った作品と資料を使ったプレゼンテーション(10分)及び質疑応答」による入試方法です。受験生1名に対し、試験官2名で実施。プレゼンテーションの形式、持ち込み数に指定はなく、パワーポイントやスライド、模造紙、スケッチブック、製作物など使ってプレゼンします。

2024年テーマ【折れない「棒」を紙で作ろう!】詳細はコチラ



▼最初に、試験の流れの説明と資料記入の時間が設けられます。資料記入が終わると、一人ずつ順番に試験会場へ呼ばれていきます。試験会場に着くとパソコンやプレゼンの道具などの最終準備をし、いざプレゼン開始です。

▼受験生は自宅で検証を重ね作成してきた、紙で作った【折れない「棒」】について思い思いの形でプレゼンします。実験の過程で失敗したこと、工夫改善したこと、何度も何度もチャレンジしたことなど、自らの検証過程や考えを全力でプレゼンしていました。プレゼンする時の表現方法も受験生たちは工夫しており、声の抑揚や身振り手振りを交えながら伝えます。試験監も大きく頷きながら、にこやかにプレゼンに耳を傾けます。受験生の楽しそうに取り組んでいる様子が印象的でした。

▼プレゼンが終わると【質疑応答】の時間です。試験官が受験者のプレゼンテーションの内容に関して、いくつかの質問をします。受験生が作ってきた「折れない棒」について、「なぜこの大きさや形にしたのか」などの自身が創意工夫したポイントや、今回の探究活動の中で一番アピールしたい内容など、質問内容もとても具体的です。質問する先生たちも受験生の探究活動に対しとても楽しそうに質問をする姿を見て、文京学院大学女子中学校の教育の中で、探究学習やプレゼンテーションという「社会で必要な力を育む教育」を非常に大切にしていることがひしひしと伝わってきました。今回の探究プレゼンの評価は【文京学院大学女子ルーブリック評価】に基づいて実施されました。

英語インタラクティブ入試

英語を学んできた、英語圏で暮らしてきたなど、今までの学びや経験が生か せる文京学院大学女子の「英語インタラクティブ入試」です。ネイティブスピーカーとの英語を用いたグループ活動と英語での個別面接試験を行います。また、英検の取得級に応じて、加点されます。



▼いざ【英語インタラクティブ入試】スタート!

時間になると英語インタラクティブ入試に関わるネイティブスピーカーの先生から自己紹介と簡単なアナウンスがあります。それが終わると、ネイティブスピーカーと一緒にいくつかのゲームを通して英語での活動をします。

▼グループ活動は英語を使ったゲームです。受験生たちの緊張はすぐにほぐれ楽しんで活動に臨んでいました。活動が進み始めたら、受験生たち自身で進行をします。リーダーシップを発揮する子、フォローワーシップを発揮する子、受験生たちは自らの得意を活かしながら活動に参加します。活動に積極的に参加できているか、否かが、重要な評価ポイントになります。

▼個別面接では、英語を使ったコミュニケーション力を計ります。一つの質問で終わらず、対話を深める力を確認するため受験生から試験官への質問も行います。

▼中学副校長の島田美紀先生は、「文京学院大学女子中学では、本物のグローバル教育を目指しています。子供たちが世界に出た時、思っている以上に多様性の中で自分自身を表現することの難しさに気づきます。だからこそ、この英語インタラクティブ入試ではネイティブ講師と実際に英語を使って活動することに加え、子供たち自身で活動を進めることをとても大事にしてます。集団の中で相手の立場に立ちながらも自身をどう表現できるのか。多様性を楽しみ、他者に対して気配り豊かで礼儀正しくあれるか。まさに文京学院大学女子の校訓【誠実・勤勉・仁愛】を大事にしながら女性としての自立・共生をこの入試を通して育んでもらいたいと思っています。」と語ってくれました。

本物の「グローバル教育」が受けられる文京学院大学女子中学校

文京学院大学女子中学校 高等学校は、東京都文京区本駒込六丁目にある私立の女子中学校・高等学校(中高一貫校)です。1924年に「女性の自立」を掲げて開校して以来、時代に先駆けた教育活動を行い、国際社会に貢献できる人材の育成を目指しています。近年では、文部科学省指定スーパーサイエンスハイスクール(2012~2017)、スーパーグローバルハイスクールアソシエイト(2015~2019)、ユネスコスクール(現在)としても活動し、20年後も、しなやかに、たくましく生き抜ける力を育んでいます。また、生徒個々が様々な教育活動を通して、自分の 「好き」と「得意」を究め、「好き」と「得意」を生かした進路実現ができるように導いていきます。その象徴として、文京学院大学女子中学校の入学試験も受験生の得意が活かせるよう、2科(国語・算数)入試(特待選抜も有)、2科(国語・算数)+選択(理科社会英語から1科)入試、適性検査型入試、探究プレゼン型入試、英語インタラクティブ入試を実施しています。また、英検の取得級に応じて、加点の考慮事項があります。本物のグローバル教育を実現している教育活動に加え、子供たちが一人ひとりの個性を活かしながら笑顔あふれる学校生活を送っている姿を、ぜひ一度文京学院大学女子中学校へ実際に見に行ってほしいと思います。

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