海城中学校24年2月1日「一般入試①」レポート

東京･神奈川の入試が始まった２月１日、海城中学校（以下、海城と略称）の第１回入学試験が行われました。

例年、海城の入学試験は２月１日と２月３日の２回実施されています。今年の出願者数は第１回入試（2/1）が538名、第２回入試（2/3）が1381名となりました。

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海城入試の受験生の集合時間は8時00分と、他の学校より早いです。

▼開門時間は7：20です。6時45分ごろから受験生があつまってきて、7時ごろには並んで待つ受験生が多くみられました。開門時間の予定を10分早まり、7：10に開門しました。

▼海城の正門へと続く緩やかな坂道では、受験生親子の列が途切れることなく続いています。海城の教員スタッフの方が誘導に立ち、安全に誘導していました。

▼正門に到着。正門前では、海城の在校生が元気よく挨拶で出迎えました。また、「海城のシンボル」ともいえる大きなクスノキが受験生を出迎えます。７時30分に来場者はピークとなりました。

▼2月1日は好天に恵まれ、最高気温は16度と受験生にとっては過ごしやすい一日でした。とはいえ、朝は気温が10度前後で肌寒いです。7時10分の開門後、正門から学校に入った少しずつ受験生と保護者の姿が増えてきました。

▼コロナ禍以前では、塾の先生方の応援で熱気に溢れていた入室時間ですが、すっかり様相が変わりました。感染症予防の観点ならびに受験生が安心して入学試験に臨める状況を確保するため、学校および周辺での応援を自粛いただくよう学校より連絡がありました。落ち着いて、入室が始まります。

▼混雑を避けるためにしっかり導線が設置され、海城の教員スタッフの方と入試補助委員の在校生の誘導の下、試験教室へ入室が始まります。在校生の「おはようございます！」という挨拶に受験生も答えながら元気よく試験会場へむかいます。「保護者はここまで」の看板を境に受験生の表情も一段と引き締まります。見送りの保護者からの激励をもらい、ここから先は一人で試験教室に向かいます。やる気いっぱいの受験生、その姿を見送る少し心配な保護者。中学受験ならではの風景がありました。

▼時刻は８時、滞りなく入室は終わりました。再開門は12時30分の予定。保護者は受験生の帰りをグラウンドにて待ちます。