第3回八王子市私学プレゼンテーションコンクール開催!Vol.1
八王子市私学プレゼンテーションコンクールとは
「八王子市私学プレゼンテーションコンクール」は、八王子近隣の私立中学校9校から集う中学1年生代表生徒によるプレゼンテーションの大会です。『「八王子」~13 歳の提案』を題材に、出場者は八王子についての研究と未来への提案を発表します。第3回となる本年は、2023年11月4日(土)、八王子市学園都市センターイベントホールにて開催されました。
※コンクール当日は関係者のみの開催となりましたが、当日の様子は動画にて11月25日より配信予定です。
1)八王子実践中学校「八王子と姉妹都市」
八王子と姉妹都市
校外探究学習で小田原市を訪れ、八王子市と関係が深いことを学びました。日本10名城の1つである八王子城は、小田原北条氏の子孫、北条氏照が築きました。八王子城、小田原城、埼玉県寄居町の鉢形城は、「姉妹都市御城印」でつながっています。3都市の市民交流を深め、個の絆を広めていきたいです。
(八王子実践中学校1年生 安藤心美さん)
2)八王子学園八王子中学校「八王子の郷土料理」
八王子の郷土料理~「武蔵国」の影響と人の往来について~
八王子の郷土料理とは「どういうものだろう?小学校の時に給食で提供されていた郷土料理に興味を持ち調べました。しかし、「郷土料理」としての料理は八王子にはありませんでした。代わりに、インタビューを通して、昔から商業などの中心だった八王子は、武蔵国とされていた地域の料理が伝わってきたことが分かりました。
(八王子学園八王子中学校1年生 間瀬穂乃佳さん)
3)明治大学学付属中野八王子中学校「八王子織物」
桑都で紡がれ続ける八王子織物について
八王子の学校に通う中で八王子織物に興味を持ち、その歴史や工夫について調べてきました。そこで経糸と横糸の選び方、折り方で同じ糸を使っても全く違う柄を作ることができる八王子織物に強い魅力を感じました。しかし、現在は継承者の不足などの問題を抱えています。1100年たった今でも紡がれ続けている、八王子織物のこれからについて提案します。
※八王子市長賞を受賞
(明治大学学付属中野八王子中学校1年生 木村聖尚さん)
4)帝京八王子中学校「八王子市の温暖化対策」
八王子市の温暖化対策について
八王子市の現在の温暖化対策について取り上げ、子供たちにも理解しやすく説明し、どのようにすれば未来に向けての対策ができるのか、考えました。実際に、八王子市内を歩いて調べ感じたことを大切に表現します。
(帝京八王子中学校1年生 井上陽太さん)
帝京八王子中学校
帝京八王子中学校は、6年間一貫教育を提供し、2学期制・週6日制により、充分な学習時間を確保することで基礎学力をしっかりと身につけられるオリジナルカリキュラムを持っています。従来の講義型の授業に加えて、グループワークやディスカッションを取り入れ、体験学習を通して生徒が主体的に学ぶ習慣が養われます。また、自己診断プログラムを実施することで生徒は自分自身を知り、自分自身が精神的成長するために必要なことを理解します。教員は生徒一人ひとりの成長をより効果的に助けられるよう、クラスは複数担任制をとっています。そして全ての教員が協力して指導、サポートをしています。さらに、国際理解教育の一環として、1年次には歴史的建造物や文化体験を、2年次には奈良・京都への修学旅行を実施し、3年次には帝京ロンドン学園を拠点にホームステイを含めた約2週間のイギリス修学旅行を実施します。