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学習イベント「2023夏ミライ探究FES!」レポートVol.1

23年8月6日に実際された中高生の学習イベントをレポートします!

23年8月6日(日)城西大学附属城西中学・高等学校にて、「2023夏ミライ探究FES!」が開催されました。首都圏の中高生が集まって、普段の学びを同年代の仲間と共有、一緒に企業ワークショップや大学体験授業に参加する学習イベントです。

【学習イベント「2023夏ミライ探究FES!」レポート】は2部構成となっております。

【学習イベント「2023夏ミライ探究FES!」レポートVol.2】では、「中高生プロジェクト発表」や「閉会式」の様子などをレポートしております。ぜひご覧ください。

学習イベント「2023夏ミライ探究FES!」レポートVol.2はコチラ

2023夏ミライ探究FES!とは

「2023夏ミライ探究FES!」は、23年8月6日(日)城西大学附属城西中学高等学校にて10:00~17:00で開催されました。会場である城西大学附属城西中学高等学校はもちろん、複数の学校の生徒が参加しました。佐川グローバルロジスティクス株式会社・協栄産業株式会社による企業ワークショップ、ビジネス・ブレークスルー大学による大学体験授業、中高生プロジェクト発表(希望制)など、充実した内容となりました。また、同時開催でポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社による小学生対象ワークショップ「レモン教室」が実施され、参加した小学生親子は、中高生プロジェクト発表を見学することができました。

探究FES!説明.jpg


参加した生徒 主な学校(一覧)

・城西大学附属城西中学・高等学校

・西武学園文理中学・高等学校

・桐朋女子中学校・高等学校

・新渡戸文化中学校・高等学校

・日出学園中学校・高等学校

・文京学院大学女子中学校 高等学校

その他


(会場校)城西大学附属城西中学・高等学校のご紹介

城西大学附属城西の教育の特色は、特進クラスなど成績ではクラスを分けていません。それは、城西が開学した100年前の大正時代から受け継がれる「自由主義教育」を礎としているためです。生徒一人ひとりの個性を尊重し、他者を認められる人材の育成を目的としています。そして、それぞれの長所を最大限伸ばし、夢を実現に導く多彩なカリキュラムを提供しています。



①【開会式】学校・学年を越えた仲間とキックオフ!

開会式では、1日グループ活動で共にする学校・学年を越えた仲間たちとのキックオフでした。アイスブブレイクで30ゲームを実施、その後グループ単位で参加者の自己紹介をしました。自分の得意なこと、プロジェクトや部活動、課外活動などの取り組みを共有し、新たな発見を得るスタートとなりました。

②【佐川グローバルロジスティクス】未来の社会を考えよう!

探究FES!SGL.jpg

佐川グローバルロジスティックス株式会社による企業ワークショップ「最先端物流倉庫をバーチャル見学!未来の社会を考える」が開催されました。佐川グローバルロジスティクスのSDGsの取り組みやロボティクスやデジタルテクノロジーを駆使した最先端物流倉庫「Xフロンティア」について学びました。その後、物流業界の課題を解決する『未来の物流』について、グループで討議し、全体共有をしました。また、使用済みユニフォームを再利用してつくられたコースターを参加生徒にプレゼントされました。

参加者の声より

・1つの行動で複数のSDGsに関する効果が得られることを学びました。

・人に任せきり、機械(ロボット)に任せきりではなく、うまく双方のメリットを引き出し組み合わせられていることが分かりました。

・物流業界の今の課題はECの増加、ドライバー不足、グローバル化、温暖化などが挙げられることを学びました。

・ロボットの導入率が50%なのは、災害などで機械が止まった時にリカバリーできるようにという理由であることが興味深かったです。



【佐川グローバルロジスティクス株式会社】SGホールディングスグループの中で、ロジスティクス事業を展開。コンサルティングやプラットフォーム物流(通販物流)、オーダーメイド物流、輸送チャーターを得意とする、3PL企業です。

佐川グローバルロジスティクス株式会社HP

③【ビジネス・ブレークスルー大学】大学の授業を体験しよう!

ビジネス・ブレークスルー大学の3つの講座から、参加生徒は自分の好きなテーマを選択して参加しました。

▼【横山真也先生】夢をかたちにするチャレンジ~起業アイデアを生み出せる秘密って?~ ⇒ビジネスアイデアの出し方の講演の後、自分の強みを見つけるwill/can/needのフレームワークをつかってディスカッションを実施しました。


参加者の声より

・強みとは人との比較ではなく、自分の中でどれだけ強いものなのか、そして強みを活かすというのは弱みをなくすのではなく強みをさらに強固なものにするということを学びました。

・will,can,needから自己分析したら自分が何をしたいのか深く考え知ることができました。



▼【大西佐弥先生】LGBTQをオープンに考える~多様性社会で生きる個性とのかかわり方~ ⇒多様性の理解の大切さや自己分析(ライフラインチャート/喜怒哀楽シートを利用したワーク)などから、よりよい人間関係の構築について学びました。

参加者の声より

・自分と向き合うことは、恥ずかしいことでもなければ、格好悪いわけでもなく、むしろ自信を持って悩んでいいことなのだと改めて学び、気付かされました。



▼【須佐千秋先生】日常の“いいね♡”を集めよう!~ユーザーにやさしい体験をデザインする ⇒日常の些細な幸せに注目し今ないものや欲しいものや機能を見つける体験からデザインやアプリができる過程を学びました。


参加者の声より

・日常で起こる些細なことから素晴らしいアイデアが生まれていることに気づき、学びました。

・自分が欲しいアプリがいろんな人が欲しがるアプリでもあることに気づきました。



【ビジネス・ブレークスルー大学】文部科学省認可の100%オンライン大学です。修了することで、経営学士号を取得可能です。

ビジネス・ブレークスルー大学HP

④【協栄産業】デジタルテクロノジーで社会課題を解決しよう!

協栄産業株式会社による企業ワークショップが開催されました。テーマは、「インフラ点検」「防災」。協栄産業の各種事業の取り組みや配管点検ドローンや水中ドローンなどによるインフラ点検や防災の取り組みについて学びました。その後、『防災を強化した未来の街づくり』について、グループで討議し、全体共有をしました。また、参加生徒は水中ドローンなど実際に手に触れて確認することができました。

参加者の声より

・インフラ設備の老朽化、劣化、点検する人の高齢化と不足といった問題があることを学びました。

・災害大国の日本ならではの問題に取り組んだ活動をされていたので、その場に適した柔軟な対応を臨機応変にする事が大事ということを学びました。

・ドローンやさまざまな機械を用いて人が立ち入らないところを点検しているという、未来のために新しい機材で人々を守っているということを学び、これから必要不可欠になる企業であると感じました。

・機械(ドローン)を使って、社会問題を解決する必要性を学びました。



【協栄産業株式会社】「ICT技術で未来を創造する」を合言葉に、高度で複合的に求められていくニーズに対し、販売、製造、ソフト開発、システム構築を融合させ、細やかに、そしてダイナミックに応えている企業です。

協栄産業株式会社HP

◆学習イベント「2023夏ミライ探究FES!」レポートVol.2に続く◆

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