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受験情報ブログ

【藤嶺藤沢学園藤沢中学校・高等学校】伝統を未来につなぎ志をもった教育を

my SPECIAL ONE(2023年8月発行・高校受験情報誌)連携記事

藤嶺藤沢学園藤沢中学校・高等学校(神奈川県藤沢市)では、柔軟な発想と旺盛なチャレンジ精神を持ち、国際社会に太刀打ちできる21世紀のリーダーの育成を目指しています。その取り組みなどをご紹介いたします。

my SPECIAL ONE(2023年8月発行)

首都圏模試センターが発行する『my SPECIAL ONE』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導(入試システム)のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立中学校・高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えしたいと思います。今回の記事についても、この情報誌と連携しております。ぜひ、ご期待ください。

(写真)『my SPECIAL ONE』2022年版表紙

藤嶺学園藤沢とは

藤嶺学園藤沢中学校・高等学校は、時宗総本山遊行寺の「宗学林(僧侶養成機関)」を母体として、大正4年(1915)5月に当時の文部省より認可を受け、藤嶺中学校として創立されました。以来、100有余年にわたり男子教育機関として着実に歩んできました。また、学校が建つ地は、時宗総本山遊行寺に隣接し、江戸時代に門前町・宿場町として栄えた藤沢宿の中心であります。「質実剛健」「勇猛精進」を建学の精神とし、「時代を切り開くことができる逞しい男子の育成」を目標に掲げています。

藤嶺藤沢は、「茶道」「陶芸」を必修とし、「探究」と「グローバル」について多彩なプログラムを用意し、生徒の皆さんは経験と体験を繰り返すことで、大小さまざまな達成感を積み重ねることができます。そのプロセスによって、男子としての「逞しさ」と「打たれ強さ」が培われていきます。「正解のない時代」と言われる現代社会を生き抜くためには、自ら問題や課題を発見し、その問いや課題に対して自分の持っている知識や経験を活用して、自分なりの答えを見出していく力が必要であり、藤嶺藤沢の1日1日を丁寧に過ごすことで、「正解のない時代」生きるために必要な力が身につきます。

今回は、藤嶺学園藤沢高等学校の「探究」をご紹介いたします。

建学の精神

質実剛健

「質実剛健」の「質実」とは素朴で外見の虚飾にまどわされず、真面目にものの本質と真実を探求することを指し、「剛健」とは何物にも動じない強い意志と健康な肉体である。すなわち、自己が一人の人間として貴い存在であることに目覚め、真に社会に貢献できるよう、その人格の完成につとめること。

勇猛精進

「勇猛精進」とは仏教語の引用であるが、勇みすすんで屈しない心を持って苦難に打ち克ち、仏道を修行することから転じて、何事にも動じない勇気すなわち猛烈にやる気を起こし、あらゆる困難にも負けず、大きな目標を達成するために一生懸命努力を怠らないこと。



教育目標

その1.柔軟発想と旺盛なチャレンジ精神の涵養

その2.21世紀の国際社会でリーダーシップを発揮できる人材の育成

その3.打たれ強い男子の育成

その4.国公立大学受験を視野に入れたカリキュラム編成


日本文化探究「茶道」/芸術探究「陶芸」


藤嶺藤沢2.png

藤嶺藤沢 茶室.jpg

高校1年・2年では、日本文化探究として「茶道」を2週に1回実施しています。国際社会で日本人としてのアイデンティティを保持していけるよう、また、日本の伝統文化の理解を促すなど、国際社会にも通用するモラルや人間関係のルールを身につけられるよう、「茶道」を取り入れています。

また、高校2年では、芸術探究として「陶芸」を実施します。高2終了時に行われる「茶会」で使う茶碗も作成いたします。「茶会」では、生徒一人ひとりの成長した姿に保護者の方は心を打たれます。


自己内面探究「学林」

藤嶺藤沢は、鎌倉時代末期に興った浄土教の一宗派「時宗」が母体になってます。校舎が建つ地は、時宗総本山遊行寺(ゆぎょうじ)に隣接し、江戸時代に門前町・宿場町として栄えた藤沢宿の中心です。「学林」とは、寺院で僧侶が学問を学ぶ所という意味があります。高校1年時必須の自己内面探究「学林」では、遊行寺の本堂で行われます。本堂に入る広さと静寂さから非日常を体感、僧侶と向き合うことで、生徒たちは「自己とは何か」「他者との関係において自己とはいかなる存在であるのか」という問いをたて、自己内面を探究していきます。9月には、藤嶺学園関係物故者追悼慰霊法要会に参列。藤嶺学園の「先祖=卒業生」の方々の霊を慰めるとともに、先人への思いを馳せることで、今の自分を見つめ直す機会となります。自己内面探究「学林」から、自己の在り方生き方を考えることで、大学進学とその先のキャリアを考える入口になるといえるでしょう。

藤嶺探究ゼミナール

藤嶺学園藤沢高等学校では、高校1年~高校3年時に「藤嶺探究ゼミナー」を受講することができます。「藤嶺探究ゼミナール」とは、主として卒業生や関係者などのご協力のもと、普段の授業を離れた多彩なプログラムを実施します。生徒は、興味のある分野の講座を自由に選択する希望制のものです。、このゼミナールでの学びは、「能動型」であり、自ら問題を発見し、自ら答えを追求できるように、課題解決力や問題解決力を身につけることも目的としています。


藤嶺探究ゼミナール講座(例)

・陶芸上級

・雅楽入門

・相手を惹きつける話し方入門

・身近なことから税金を学ぼう

・金融リテラシー

・英検2級 Writing 対策

・ミライのための自己探求

など


進路探究「高大連携プログラム」

藤嶺学園藤沢中学校・高等学校では、北里大学や神奈川大学などと高大連携事業をすすめています。高校2年時に進路探究「高大連携プログラム」を受講することができます。授業体験プログラムとして大学の授業に参加すること、大学の先生方に藤嶺学園藤沢にて授業をしていただく出張授業などがあります。大学に進学するイメージやその先の進路を考える機会としてとても有効なプログラムといえます。

グローバル探究「海外語学研修」

藤嶺学園藤沢の高校1年時には、希望制でグローバル探究「海外語学研修」に参加できます。オーストラリアとニュージーランドで実施しています。現地校を研修校として、英語レッスンや現地生徒との交流授業を行い、現地の人の生活や文化を肌で感じます。


オーストラリア(例)

オーストラリア北東のケアンズにある St.Augustine's college(現地高等学校)にて研修を行います。午前中はESL(英語を母国語としない人を対象に教える有資格者)講師による英語レッスン、午後は現地生徒との交流授業(化学、体育、日本語など)を行います。ケアンズ市内観光やキュランダ、フィッツロイ島訪問、動物園でコアラやカンガルーの見学もします。



ニュージーランド(例)

ロトルア(オークランドからバスで約4時間)で研修を行います。午前中はRotorua English Language Academy(英語学校)での英語レッスン、午後はRotorua Lakes High School(現地研修校)で現地生徒との交流授業(体育、クッキング、マオリ文化など)を行います。タウポ湖への日帰り遠足、マオリコンサートや温泉地帯の見学観光もします。


学校の紹介

藤嶺学園藤沢 ホームページ

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▼オーストラリア・ケアンズ語学研修の思い出