【和洋九段女子中学校高等学校】グローバルコース
和洋九段女子中学校高等学校(東京都千代田区)では、高校から目指す進路に合わせてコース制を実施しています。今回は、英語中心の学校生活を送るグローバルコースを紹介いたします。※グローバルコースは、高校から入学できるコースです
my SPECIAL ONE(2023年8月発行)
首都圏模試センターが発行する『my SPECIAL ONE』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導(入試システム)のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立中学校・高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えしたいと思います。今回の記事についても、この情報誌と連携しております。ぜひ、ご期待ください。
(写真)『my SPECIAL ONE』2022年版表紙
和洋九段女子とは
和洋九段女子中学校高等学校では、少しでも多くの生徒にさまざまな体験を通じ、喜びと出会ってもらうことを大切にしている学校です。「つながる学び~Connected School~」をテーマに、学校の中はもちろんのこと、さまざまな良い人、良いものと出会いつながってゆく体験によって、未来につながる新しい自分とめぐり会えることに力を注いでいます。そして、良い出会いを生かし社会とつながるために、世界標準のリベラルアーツ教育をバックグラウンドにし、語学教育、ICTスキル、PBL型授業で新しい能力を身につけます。
伝統教育の持つ大きな力を生かす「和」の教育と、先進教育において豊富なコンテンツをくり広げる「洋」の教育を両輪として、前に進みながら進化すること、自分を変えることを素直に喜ぶことができる生徒たちを育む環境が和洋九段女子にはあります。
和洋九段女子のグローバルコース
和洋九段女子高等学校のグローバルコースは、中学校からの内部進学生と高校からの入学生が学んでいます。海外大学や英語で学ぶ大学に進学したい生徒が学びます。英語ネイティブスピーカー教員による英語教育を基本とした世界標準型の教育であり、「英語中心の学校生活」を送ることができ、グローバルセンスを培う質の高い学びに出会えます。今回は、和洋九段女子のグローバルコースの特徴をご紹介いたします。
特徴①:英語の授業は習熟度別に分かれて実施
英語の授業は習熟度別にわかれて実施しています。海外帰国生など英語を話せる生徒と更に英語力を高めていく生徒、どちらも学ぶことが可能です。英語をある程度習得している生徒の英語の授業は、オールイングリッシュで展開します(アドバンストADVANCED)。また、本格的に英語にむきあっていこうという生徒は、段階を踏んでオールイングリッシュの授業に移行します(インターミディエイトINTERMEDIATE)。
【対象】英語で授業が受けられる生徒
【目標】英検準1級以上
【英語の授業】ネイティブスピーカー教員によるオールイングリッシュを実施
【英語の教科書】英語のみの洋書を使用(TOEFLやIELTSの対策にもなる)
【対象】将来、英語で授業を受けたい生徒
※英検2級程度でアドバンストへ移籍可
【英語の授業】科目「英語コミュニケーション」は、ネイティブスピーカー教員が担当、科目「論理・表現」は、ネイティブスピーカー教員と日本人教員によるティーム・ティーチングで授業を実施
【英語の教科書】日本の教科書を使用
特徴②:充実した英検対策
和洋九段女子高等学校のグローバルコースでは、英検対策が充実しています。通常の英語授業のほかに、取得級別の英検対策授業が実施されています。(英検準1級取得者は、TOEFL対策を実施しています。)英検は、第1回(5月・6月)と第3回(1月・2月)の2回次を校内で実施をし、第3回は1年の集大成として全員必須で受験をしています。3月には1年間の英検取得に関して生徒表彰をする機会があります。生徒は自信につながり、次年度の目標につなげていきます。
グローバルコースのアドバンストADVANCEDの生徒の90%が英検準1級を取得しています。大学入試ではGMARCHをはじめとして出願資格が英検2級以上である大学もあり、進学するにもおおきなアドバンテージとなります。
特徴③:海外大学への進学
高校3年のグローバルコースでは海外大学進学に向けて探究活動を行います。内容は多岐に渡り、英語力強化のためのTest Strategiesを学び、Application Essayの書き方を深め、Application Interviewのための練習をネイティブスピーカー教員と行う時間となります。