西武学園文理中学校の1/22実施「英語4技能入試」レポート

▼受付にて新型コロナウィルス感染症への対策も行われる中、受験生は試験会場にむかいます。

▼筆記試験前の諸注意を受けている様子です。緊張な面持ちの受験生が多かったです。

▼保護者控室も準備されていました。我が子の受験の成功を祈る保護者様の願いが伝わってきました。

（写真：23年1月22日英語4技能入試の風景）

（写真：23年1月22日英語4技能入試の風景）

西武学園文理中学校では、「4教科入試」に加え、新しいタイプの入試「適性検査型入試」「英語4技能入試」を実施しています。今回は、グローバル教育が充実している西武学園文理中学校において3年目をむかえた「英語4技能入試」を紹介いたします。

（写真：23年1月22日英語4技能入試の風景）

英語ⅠのReadingでは、「空所補充」「図表の読み取り」「英文の読み取り」が出題されました。「英文の読み取り」は、３００～５００語程度の長文に関する質問を出題、英検3級の大問３Cのおよそ1.5倍の文量が目安です。思考力判断力および大量の情報を処理して読み取る力が求められました。下記は説明会資料となります。ご参考になさってください。

英語ⅠのWritingでは、「状況英作文」「意見英作文」が出題されました。自分の考えや意見を自分の持っている英語で相手に伝える力、根拠を伝えて説得する力が求められました。少し英単語スペルに間違いがあっても、英語を通じて相手に伝える姿勢を評価する試験です。下記は説明会資料となります。ご参考になさってください。

（写真：23年1月22日英語4技能入試の風景）

英語ⅡのListeningでは、「イラストと一致する英文を選ぶ問題」「質問に対する応答を選ぶ問題」「質問の答えのイラストを選ぶ問題」「短いストーリーに関する質問に答える問題」が出題されました。幅広い出題に対し聴き取る力が求められました。下記は説明会資料となります。ご参考になさってください。

（写真：23年1月22日英語4技能入試の風景）

英語ⅢのSpeakingでは、「英文の問題」「パッセージに関する問題」「イラストに関する問題」「受験生自身の意見を問う問題」が出題されました。英検３級～準２級レベルの2次試験に準じた面接形式で実施されました。下記は説明会資料となります。ご参考になさってください。

西武学園文理中学校では、「異なる価値観や文化をもった人々と協働しながら新しい価値を創造する力」=グローバル力と定義しています。また、「協働」をキーワードに行事も実施しています。４教科型・適性検査型・英語４技能の様々なタイプの入試で選抜された生徒、付属小学校から進学した生徒が一緒に学ぶことで化学反応が起こり、充実した学びにつながっています。

英語4技能入試からの入学生は、英語の授業において習熟度別の分割授業を受けます。週４時間の英語の授業のうち、3時間で既存学習をすすめ、残り1時間ではネイティブ講師との学びを実施し更なる高みを目指しています。英語学習に余裕があり、他教科の学習に時間をさくこともできます。心配される４教科入試からの入学生との他教科での差については、心配することはありません。また、英語4技能入試からの入学生は、クラブ活動に積極的に参加している生徒が多いです。充実した学校生活を送っています。

これからのグローバル社会に求められる人材の育成を念頭に置き、西武学園文理では創立以来、「英語教育」と「国際理解教育」の両軸に重点を置いたグローバル教育を展開し、多くの実績を重ねています。また、将来の留学も見据えて、海外の大学で学ぶことを想定した授業も積極的に実施しています。英語4技能入試は、グローバル教育を体現した入試といえるでしょう。

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