【レポート】第4回みらいをつくる超・文化祭 開催!
2022年12月27日(火)新渡戸文化学園(東京都中野区)にて、第4回みらいをつくる超・文化祭が開催されました。その様子をレポートいたします。
超・文化祭とは!?
超・文化祭は、持続可能な社会に向けておとなもこどもも対等に、みんなで未来をつくるために集まるソーシャルアクションフェスです。学校や年齢や所属の垣根を超えて、「知って」「繋がって」「行動する」。参加をすれば、誰もが行動者になれる、そんな未来をつくる文化祭です。
【日時】2022年度12月27日(火) 10時〜17時30分
【会場】新渡戸文化学園 (東京メトロ丸の内線「東高円寺」より徒歩8分)
▼タイムスケジュール
【主催】超文化祭実行委員会
【協力】新渡戸文化中学・高等学校/一般社団法人Think the Earth/公益社団法人 日本環境教育フォーラム/未来教育デザインConfeito/SDGs for School大学生ユース(順不同)
学生が27チーム、企業、自治体、NPOが7団体が参加!
【レポート①】スターティングセッション
新渡戸文化学園Happiness Hallでスターティングセッションを開催。超・文化祭の卒業生であり現役大学生である大日方萌さん、坂井雪音さん、平野真衣さんとThink the Earth理事 上田壮一さん、新渡戸文化学園副校長 山藤旅聞さんの5人でトークセッションを行われました。超・文化祭に参加したきっかけや、超・文化祭に参加したからこそつながったその後の活動、現在取り組んでいることなど卒業生の具体的なお話に、参加した中高生は興味深くきいていました。最後に会場にてリアルタイムWebアンケートで質疑応答を実施しました。とても充実した時間となりました。
【レポート②】ポスターセッション
新渡戸文化学園Happiness Hallでスターティングセッションを開催。それぞれの団体がこれまでの活動や取り組んできたことをまとめたポスターを展示しました。中高生は、具体的なポスター内容にくぎ付けになっていました。一部をご紹介いたします。
▼「Life Without Plastic」~明星学園高等学校~ 多くの人がプラスチック問題をより身近に感じられるようにすることを目標にポスター展示
▼「鉄橋を救え!三鷹跨線人道橋」~三鷹中等教育学校~ 鉄橋が撤去されてしまう危機に少しでも魅力を届けることを目標にポスター展示
【レポート③】ブースセッション
新渡戸文化学園2号館の各教室でブースセッションを開催。それぞれの団体がワークショップなどのブースを出展しました。入場者は、各教室にまわって参加。おとなとこどもが一緒に持続可能な社会をつくるきっかけになったことは間違いないでしょう。一部をご紹介いたします。
▼「Let's try! Let's make! 体験せよ!SDGs!!」~南多摩中等教育学校~ ガチャガチャを通じてオーガニックコットン栽培(檜原綿花栽培)の活動を紹介、その他さまざまな展示、掲示にて活動を紹介しました
▼「廃材×キャンドル」~郁文館グローバル高等学校~ 自分の興味ある事柄とビジネスを掛け合わせて様々な分野で活躍・貢献することを目標としており、今回は廃棄される予定だったくだものをつかったキャンドルを作成し販売しました
▼「フェアトレードマカロン」~東京女子学院高等学校~ フェアトレードについて学び、多くの方にフェアトレードについて知ってもらうために自分たちにできることはないかと考え、マラウイ産フェアトレードシュガーを使用したマカロンを販売
▼「F.A.R.M. -みんなでつくる農業未来予想図-」~新渡戸文化高等学校~ 都市型農業とインテリアを掛け合わせた次世代型農業の実用化を目指して実証実験を行っている活動を紹介
【レポート④】ドネーションプレゼン
新渡戸文化学園でHappiness Hallでドネーションプレゼンを開催。ドネーション(寄付)を希望する学生団体がプレゼン発表。発表を聞いた後、入場者が応援したい団体に投票、入場料・出展料が投票数に応じて各団体に寄付され、これからの活動を応援する仕組みです。一部をご紹介します。
▼「地震と食料不足 世界の食は今・・・。」~幸手桜高等学校~ 修学旅行で訪れた「北淡震災記念公園、震災メモリアルパーク」での班学習を通して自分事を考えプレゼン
▼「木をリサイクル」~府中町立府中中学校(広島県)~※オンライン参加 2018年の西日本豪雨で川が氾濫、その影響で折れて散らかった木を集め、少しでも元の姿に戻るための活動として、その木をつかったSDGsキーホルダーやバッジを作成した取り組みをプレゼン
▼「中学生SDGsアクションプロジェクト」~新渡戸文化中学校~ 絶滅危惧種の動物をFSC認証された折り紙でつくってもらう取り組みをプレゼン