【レポート】野田元総理と高橋先生とのトークイベント開催!
自分軸で肌で感じて挑戦していく大切さと正解のない時代を生き抜くヒントを“松下政経塾一期生”野田佳彦元総理とノーベル賞" 日本人初トップ10選出された高橋一也先生のトークイベントを開催。このイベント様子を一部ご紹介いたします。
松下政経塾の教えである「現場・現物・現実」とは、正解のない時代に立ち向かっていくのに必要な考え方です。“現場”で“現物”を観察した上で、“現実”を認識するという三現主義でファクトを捉え、俯瞰からの視点(メタ認知)で、クリエイティブに問題解決を図るという考え方は、これからの課題解決型の教育にはなくてはならない思考です。自分軸で肌で感じて挑戦していく大切さと正解のない時代を生き抜くヒントを“松下政経塾一期生”野田佳彦元総理とノーベル賞" 日本人初トップ10選出された高橋一也先生のトークイベントを開催。このイベント様子を一部ご紹介いたします。
2022年10月29日土曜15:00~16:30に神田外語大学(千葉県千葉市美浜区)で開催されました。当日は、YouTubeでLIVE配信も実施されました。参加費は無料、小中高生・その保護者、学校・塾の先生、教育関係者が多く参加いたしました。
正解のない時代の新しい教育とは
「正解のない時代にどのようにして子どもたち、社会が生き抜く力を身に付けていくのか、それは自分の軸をもつことそしてまた自分のやりたいことは何なのかをきちんと定めていくこと。そのために素敵な大人たちを紹介していきたい。」司会進行を務めた社団法人SOLVEの代表理事の加藤康之さんのご挨拶からスタートしました。
正解のない時代の新しい教育についてのトークを一部ご紹介いたします。
野田佳彦元総理
「小学4年生のとき、通知表の成績が下がり、たぶんおやじに怒られるだろうと思いました。その通知表の講評のところに、野田君は正直の上にバカがつくと書いてありました。それを見て、おやじは喜んでくれました。偏差値とかテストの点数とか数字で評価するのではなくて、数字で表れないものを評価しているということ、そのことが私の原点になっています。」
高橋一也先生
「数字に表れない能力として世界で注目を浴びている非認知能力。この能力を評価するには先生の観察が非常に重要になってきています。また、高校と大学とでは学び方がちがうといわれます。自分でやりたいことや感動体験があって学び歩んできた生徒が大学で伸びています。」
野田佳彦元総理
「子どもが学ばなくてはいけないものは、数字で表すものも必要だと思います。しかし、客観的にのびているかどうか数字で表れないものも大切であり、むしろ社会では礼儀正しさとか明るさとか優しさなど、むしろその方が組織の中の潤滑油になったりすることもあるので大事ではないかと思います。それは、学校だけではなく家庭とか社会を通じて子どもたちが身に付けていくこともあるので役割分担も必要であり、全てを学校で引き受けることではないと思います。」
社団法人SOLVEについて
SOLVEは、正解のない時代/これからの時代を生き抜く力、知力を教育現場に提供し、次世代人材育成に貢献することを目的としています。多忙を極められる先生の声にこたえ、未来の力になるべく、いまだかつてない教材に取り組みます。様々な現場で現実の問題に取り組んでいる「素敵な大人達」の素顔、ナマの声を教室に届け、「探求学習」「SDGs教育」「ライフデザイン」「アントレプレナーシップ」のような、先進的な学びのヒントとなるような真実の情報を提供して参ります。