日出学園中学校・高等学校2022『誠(なおく)、明(あかるく)、和(むつまじく)』
日出学園中学校・高等学校『誠(なおく)、明(あかるく)、和(むつまじく)』の取り組みを紹介いたします。
【写真:授業「探究」より】
選ばれるリーダーを育てる
日出学園の生徒には、「選ばれるリーダー」であって欲しい。そう語るのは入試広報部部長の石川先生だ。言われたことだけをやるのではなく、言われたことをどう使うのか、自分の意見をしっかり持ってほしい。未来を担う子供たちを、規則という枠に収めるのではなく、様々な物事に対して主体的に望める環境をみんなで作っていく。それが日出学園の特徴ですと語る。そんな思いから始まったのが、日出学園の生徒が有志で協働するプロジェクト「FLYERS(フライヤーズ)」という活動だ。部活でも委員会活動でもない、中1から高3まで、希望すればだれでも参加ができる新しい形のプロジェクトで、学校説明会や企業との会議、テレビの取材や撮影協力など、様々なことをカタチにしていくため、生徒たちは自ら考え、アイディアを出し合い、共に協力して進めている。今回実際に「FLYERS(フライヤーズ)」のメンバーの生徒に取材させてもらったところ、「FLYERS(フライヤーズ)の活動を通して、将来就きたい仕事が考えられた。自ら進んで何事も取り組めるようになり、FLYERS(フライヤーズ)の活動以外にも、英語の授業の先取学習を自分で考えて進めたりしている。将来は海外に行きたいので、コミュニケーションを取れるよう、英語の分からないところは積極的に先生に聞いて学習している。」と語ってくれた。多様な人と関わることで、自分自身の将来像についてのイメージが具体的にわくのだろう。「FLYERS(フライヤーズ)」の生徒達は学校見学で会えるので、是非「リアルな日出学園の姿」を聞いてほしいと思う。
【写真:「FLYERS(フライヤーズ)」の活動より『バーチャル学校見学』の作成】
とにかく学校が楽しい!
集中していた授業とは一変、休み時間になるとあちこちから楽しそうなにぎやかな声が聞こえてくる。今回の取材で日出学園の生徒達から沢山話を聞かせてもらったが、どの生徒も口をそろえて言っていたのが、「学校が楽しい!」ということだった。クラスメイトはもちろん、学級や学年を飛び越えて休み時間に生徒同士が楽しそうに話していたり、あちこちで先生と生徒が笑顔でコミュニケーションをとっている姿は非常に印象的だった。ある生徒は、「何か困ったことがあるときは、先生に相談したり先輩に相談に乗ってもらっている。部活の雰囲気もすごくいいし、本当にフレンドリーな学校で、毎日学校が楽しいです。」 と語ってくれた。生徒達にとって学校にいる時間が一日の大変を占める。その時間を毎日楽しんで過ごせることは、本当に素敵なことであろう。私学として最先端のICT機器や施設、特徴ある学習はもちろん、自由な校風の中で自分らしくいられることが、生徒一人ひとりの夢の実現や、自ら行動する力につながるのだろう。
【写真:授業『探究』より】