2月1日午後、桜美林中学校一般入試に416名が受験
緊急事態宣言が発令されている2月1日の午後、桜美林中学校の一般入試が行われました。少しでも安心・安全に受験できるようさまざま対策をして、受験生を温かく出迎えていました。
同校の2月1日午後の一般入試の集合時間は14:30、15:15、16:00と45分間隔で3回用意されています。例年、14:30の集合時間の回が一番受験する人数が多いのですが、今年は例年よりも出足が遅いということでした。
今年は新型コロナウィルス感染予防対策として、試験会場からの退出時に時差を講じる学校もあり、午前中に他校で受験した受験生の退出に時間がかかったこともあるのでしょう。受験生と保護者にとって、慌てずにゆとりを持って移動できたと思います。
また早く着いた受験生と保護者には控室や昼食をとれる教室が開放されていました。
受付開始
1回目の受付開始時間は13:30
中学棟から入ると、受付場所は受験番号によって分けられていました。
受験生と保護者は上履きに履き替えてから受付を済ませます。そして受付が終わると、受験生は試験会場となる高校棟へ向かいます。
保護者としばしのお別れになります。
受験生は中学棟から高校棟へ、保護者は中学棟に設けられている控室へ移動します。
受験生は保護者に手を振ったり、笑顔で「行ってきます」と返事をして中学棟を後にしていきました。
試験会場へ
試験会場へ向かう途中、試験会場の入口や校舎内にマスクを着用した先生方が受験生を優しく試験会場まで誘導してくれていました。
受験生が中学棟出口で先生に配布された座席表は数種類の色紙に印刷されているので、先生方は座席表の紙の色を確認してその受験生の教室に案内しているそうです。スムーズに受験生を案内して密を避ける対策になります。
試験開始まで
また試験会場では受験生の上着を教室の後ろの壁にひっかけるようにして感染対策していました。午後から気温も上がったということもあって、教室の窓を開けて換気していてもそれほど寒いと感じませんでした。
午前中に受験してきたこともあって、受験生は自分の席に着くと、筆記用具や受験票を机の上に出し、試験開始時間まで参考書や塾のテキストを眺めて静かに待っていました。
午後入試がスタート
集合時間になると、試験監督の先生から受験生に注意事項などが伝えられます。
注意事項の伝達が終わると、受験生にいよいよ問題用紙が配布されます。
受験生たちは解答用紙に受験番号と氏名を記入し、集中力を高めて「開始」の声を待っています。
試験時間になると、「始めてください」の声がかかりました。
受験生たちは一斉に問題用紙を開いて解き始めました。
午前入試から午後入試まで、受験生にとっては長い1日だったと思いますが、もうひと踏ん張りです。
また、受験生に付き添う保護者の方々、受験生のために安心・安全に運営していただいた学校の先生方にとっても長い1日になったと思います。
受験生を支える周りの方々のおかげで、受験生が今日という日を無事に迎えることができたと思います。
「本当にお疲れ様でした」という思いです。
最後に、1年間いろいろなことがあって受験勉強が思うようにできなかったとこともあったかと思いますが、こうしてこの日を迎えられた受験生はこれらを乗り越えてきたことに自信を持って欲しいと思います。
「頑張れ‼ 中学受験生‼」