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受験情報ブログ

2014年9月「小5統一合判」 中学入試レポート2

進学実績や学習指導だけじゃない、
私立中高一貫校の多様な活躍と成果

再来年2月の入試まで、まだ約1年と5か月あるが、夏休みを終えて受験勉強も本格的な実力養成段階に入ったいま、気を抜くことなく、来春の6年生としてのスタートに向けてはずみをつけよう。今回は、今後の学校選びのためのひとつの視点として、進学実績や学習指導だけではない「私立中高一貫校の多様な活躍と成果」をお伝えしたい。

記事の見出し

・私立中高一貫校の大学進学実績の良さは、各私学のめざす「全人教育」の副産物
・継続した中高6年間の時間的余裕が、私立中高一貫校の大きな魅力
・この夏に私立中高一貫校が見せてくれた、さまざまなスポーツの成果
・文化部も負けていない、私立中高一貫校の多様な成果
・学校の枠を超えた大会や催しでも、私立中高一貫校の生徒が大活躍
・6年間一貫した環境で得られる、幅広く親密な人間関係

コラム
・8月9日(土)~10日(日)東京ビッグサイトで開催された「鉄道模型コンテスト2014」は今年も盛況に!
・8月17日(日)、サントリーホールで「洗足学園創立90周年記念コンサート」が開催!
・この夏、私立中高一貫校が見せてくれたインターハイでの活躍〈抜粋〉

私立中高一貫校や中学受験の話題がマスコミで取り上げられるときには、なぜか「私立中高一貫校の大学合格(進学)実績の良さ」に焦点をあてたものが多い。確かにそれは、多くの小学生の保護者や、世間の多くの人々に広く知られている事実で、公立学校と比べたときに、そのことが私学にとって、ひとつのアドバンテージとなっていることは間違いない。それゆえ、そうした切り口で私学が評価されることが多いのも、当然といえば当然だろう。しかし、中学受験に長く関わり、多くの私学を取材してきた私たちが実感しているのは、私立中高一貫校の6年間一貫教育の成果は決してそれだけではないということだ。しかし、そうした私立中高一貫校の大学進学実績の良さは、あくまで各私学がめざしてきた「人間教育(=全人教育)」の副産物としての成果であり、決してそれを第一の目的とした教育が行われてきたわけではない。これから先、わが子の進路を考えていく保護者の皆さんには、まずその点を意識して、私立中高一貫校の教育の内容と、その成果を注視していただきたいと思う。もちろん大学への進学状況(実績や進路指導スタイル)や6年間の学習指導が、保護者にとって大きな関心事であることは承知のうえで、それ以外の「幅広い私学の成果」に目を向けていただきたい。

記事ではさらに、学習面だけではなく各校の部活動などの活躍等に焦点を当てた教育方針等を紹介しています。
詳しい内容、記事の続きはPDFファイルをご参照ください。