2016年10月「小5統一合判」 中学入試レポート3
わが子に合ったタイプの私学を探すために。
これから再来年2月の入試本番までに、保護者の皆さんは、学校見学をしながら、わが子の受験校を考えていくことになります。ベストの受験校を選んでいくうえでのヒントを、今回は「“私学の校風”を感じてみよう。~わが子に合ったタイプの私学を探すために~」と題し、それぞれの私立中高一貫校の校風やカラーの違い、私立ならではの男子校、女子校、共学校の違いについてご紹介します。
記事の見出し
・私学特有の校訓・校是からわが子に合ったユニークな校風を感じ取る。
・私立中高一貫校のルーツでもある男子校・女子校の存在
・いまこそ見直したい!男女別学の意義を考える
・それぞれの雰囲気を知るにはまず足を運んでみること!
コラム
・私学創設に携わった偉人たち
・わが子にとってベストの受験校選択をするポイントは?
“さあ、中学受験!”・・・でも実際にどの学校を受験したらいいの?といった相談が毎年多く寄せられます。高校や大学受験と異なり、中学受験をするのはまだ年端も行かぬ小学生。つまり「学校選び」については、保護者の皆さんが主体となって進める必要があります。
では中学受験の学校選びにあたって、意識すべき最大のポイントとは一体なんでしょう。それはズバリ「わが子にあった学校かどうか」という点です。「わが子にあった学校」にもいくつかの観点がありますが、最も大切なことは、それぞれの学校の「校風」や「カラー」がわが子に合っているかということです。その点を重視して「偏差値や進学実績だけにとらわれない学校選び」をすることが、充実した6年間を過ごすうえでの最大の秘訣といえます。私学にとって「校風」や「カラー」は、創立者による「建学の理念(=教育理念)」と同じように、教職員や生徒、保護者、卒業生(OBやOG)など、学園に関係するすべての人によって、長い年月をかけて育まれてきたものです。たしかに「校風」や「カラー」は公立学校にも存在します。しかし約10年のスンで教員が転勤を余儀なくされる公立中高とは違い、歴史の古い私学では130年以上もの間、連綿と受け継がれ、熟成されてきたものがあります。それが各私学の「校訓」や「校是」に反映されている場合もあれば、その「校訓」や「校是」によって、各私学の「校風」や「カラー」が生み育てられたという見方もできるのです。
記事ではさらに、わが子に会った学校の選びからのポイントや、男子校・女子校・共学校それぞれの良さなどを詳しく掲載しています。
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