大妻中野が2月3日算数入試を新設。コアコースを廃止へ！

大妻中野中学校〈東京･中野区。女子校〉が来春2018年入試では、2月3日に算数1科目入試を新設し、これまでのコアコースを廃止して、アドバンストコースとグローバルリーダーズコースの2コース制とすることを先に公表しました。

2013（平成 25）年に最新のICT環境を整えた新校舎を完成させて以来、手を休めることなく改革を進めてきた同校が、実現をめざす教育の理想に向けて、また一歩歩みを進めます。

2015（平成27）年にはSGH（スーパーグローバルハイスクール）アソシエイト校指定を受け、ICT環境での授業実践を開始。翌2016（平成28）年から生徒は一人一台タブレットを所有。この年から「グローバルリーダーズコース」新設し、「グローバル入試（英･国･算）」を新導入。そして今春2017（平成29）年には「新思考力入試」新設。「グローバル入試」を1回→2回に増設しました。

そして来春2018（平成30）年からはコアコースを廃止。「新思考力入試」を2月1日へ移行し、2月3日に「算数入試」を新設するという、ダイナミックな入試改革、学校改革に踏み出します。

すでにこの2018年入試の改革については、同校Webサイトの新着トピックス「2018年度入試に関する重要なお知らせ」のなかで紹介されています。さらにこのページには、この数年の間に大妻中野中高が行ってきた改革の流れも紹介されています。

この一連の改革のリーダーシップを取ってきたのが、いまや私立中高一貫校の名物校長の一人となった宮澤雅子先生です。大妻中野中高の歴史のなかで、同校の教育現場からの生え抜き教員として校長を託されてきた宮澤校長は同校の職員会議で、「大変だと思うが、改革の手をゆるめるつもりはない。しかし、必ずこの道をやり遂げれば、さらにすばらしい学校に成長すると確認している。そしてそれは、何より、未来の生徒のための改革だ。もうしばらく一緒にがんばってほしい」と語ったといいます。

その教育姿勢と強い意思が、多くの小学生の保護者と受験関係者が、大妻中野への期待を膨らませる理由にもなっています。

そして今春からは、生徒が自主的、主体的に学んでいけるような、「教え方」「学び方」改革にも取り組んでいくといいます。

そうした大妻中野中学･高等学校の進化と発展は、多くの中学受験生と保護者、そして進学塾や受験関係者にとっても“希望をもたらす存在”です。そうした期待と注目をもって、首都圏模試センターではかつて「希望の私学」というコーナーで同校をご紹介させていただきました。

続いて今年は、4月16日（日）小6第1回「統一合判模試」で受験生全員に配布する「解答と解説」冊子『ブレイク』に掲載の「私学の魂」でもご紹介予定です。どうぞご期待ください。